ICカードのオートチャージをやめた

スーパーやコンビニ、飲食店などで使えて便利なICカード。キャッシュレスでとても便利なため、今や持ってない人はいないくらい普及しています。

オートチャージ機能を備えているICカードは、いちいち残高を気にすることなく使えますし、クレジットカードにもポイントが付いたりしますから、使わない手はないと考える人も多いでしょう。

しかしオートチャージ機能を備えたICカードは、残高を気にしなくてよい分、使い過ぎてしまうこともありますし、お金を使っている感覚がないことが節約においてはマイナスだと話すのはWさん。

Wさんは、ICカードは持っているものの、オートチャージの契約をやめ、今では残高がなくなってきたら現金でチャージをしているそうです。

現金でチャージをするようになってからは、ちゃんとお金を使っている感覚が得られるようになり、通帳残高の減りが遅くなりましたとWさんは言います。

夏場の電気代を節約するために外出するのをやめた

夏場の休日は1日中自宅に居ると、エアコン使用による電気代が高くなるため、涼みに行きがてら外出をする人は多いはずです。

しかし、夏場の日中どこにも出掛けず、エアコンをつけっ放しにして過ごしても大した料金にはならないため、夏場の不要な外出をやめましたと話すのはYさん。

最近の家電は省エネタイプのものが多く、モノにもよりますが1時間あたり11円~27円だと言われています。

仮に外出している時間が10時間だとすると、高く見積もっても27円×10時間で270円ですよね。

外出をすれば買い物をしたりご飯を食べたりする分、余計なお金を使うことになりますから、何も用事がない時は270円で涼しく居られる自宅で過ごすようにしているとYさんは言います。

みんながやっているからと焦り、やらせて安心していた習い事をやめた

小学生になるとあれやこれやとみんなが始める習い事。うちの子には何を習わせようかと悩むママは多いですが、「これがやりたい」とハッキリ言わない子どもには、みんながやっているからと焦って色々やらせて安心するママは多いものです。

しかし、みんながやっているからという理由で始めた習い事が、子どもにとって興味あるものとは限らず、嫌々通ったり、さぼったりする子どももいるでしょう。

とりあえず習い事に行をさせてはみたものの、嫌々通っていた息子を見て、「勿体ないから、思い切ってやめました」と語るのはIさん。

嫌々通っていてもそれは単なるお金の無駄使いでしかなく、さらには嫌々通っている息子の姿を見ている親もイライラしますから、子どもにとっても親にとってもマイナスだと気づいたそうです。

習い事は強制するものではなく、子どもの可能性を広げてあげるためのもの。

子どもが興味を持っていないのに、そこにお金を掛けるのは無駄使いの何ものでもありませんから、節約を意識した場合、思い切ってやめる勇気も必要ですね。

まとめ

このように、普段から無意識にとっていた行動を意識してやめることにより、節約につながることはたくさんあります。

欲求を抑え我慢をして日々生活をすることは苦痛ですし、楽しくもありません。

我慢をせず「やめる」ことによってそれが節約につながるのであれば、楽に始められますし継続しやすいものです。

これまで節約が思うようにいかず悩んでいたママは是非参考にしてみてください。

やめる節約を通して、子育て世帯の家計が少しでも元気になってくれることをお祈りいたしております。

<参考>総務省 家計調査報告(貯蓄・負債編)

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。