夫は、家事育児にどのくらい参加していますか?
夫も親なのだから「参加して当たり前」な家庭、仕事が忙しいなどの理由であまり参加できていない家庭など、さまざまかと思いますが、まだまだ女性が主導で家事育児を担当していることが多いかと思います。
世の中には、「指示待ちオット」と呼ばれる、言われれば家事も育児もやるけれど、指示がないと何も動けないという夫もいるのだとか。
そこで今回は、Twitterでツンデレな妻と天使な子どもたちとの日常をつぶやいて人気に火がつき、コミックエッセイ化した『ぼくの嫁の乱暴な愛情』の原作者、恐妻家で知られる5歳さんに、夫を指示待ち人間にしないためのコツを伺いました。
「夫が5歳さんのように自発的に家事育児に参加するには?」と、気になっているママは必見です!
嫁のストレスフリーをモットーに生活
――まず、家事は分担されているようですが、その決め事などはどういう経緯で?
5歳さん(以下、5歳)「決め事は今までした事はないですね。僕が気付けば積極的にやるという感じですね。というか嫁はあまり家事が好きじゃないのでやらざるを得ないという感じですかね」
――掃除なども、「片付いてないから自分がやるか」というような感じで、自発的にやっているのですか?
5歳「そうですね。嫁は掃除をしない割に部屋がごちゃごちゃしてくるとイライラしてくる習性があるので、イライラが爆発する前に僕が片付けます。嫁は掃除嫌いの綺麗好きなんです」
――奥様のご機嫌がいいほうが大事だからやろう、という考え方でしょうか?
5歳「そうです。僕の基本の行動理念は“嫁の機嫌が一番!”ですからね。嫁のストレスフリーと嫁の快適な生活をモットーに日々を過ごしています」
――素敵ですね! 料理も趣味と書かれていましたが、5歳さんが料理をする日というのはどういう日なんですか?
5歳「最近は僕の仕事が超絶に忙しいので、嫁も苦手な料理を頑張ってやってくれています。
でも一年くらい前までほとんど僕が作っていましたね。今でも休みの日とか僕の手が空いていれば作ります。
料理に関して言えば僕は作るの好きなんで、苦にはならないです。これは手伝うというより好きでやってます」
――離乳食も、5歳さんが作ったりされたんですか?
5歳「離乳食かぁー、懐かしいですね。やってましたよ、おかゆ作り。
でも最近は便利なもんで、おいしそうな離乳食が薬局にずらりと並んでいるので、買っちゃってましたよね。便利なんだもん。
ごめんなさい、完璧な育児とは程遠い子育てをしてたもんで…。
二人目とか、本当に手抜き子育てでしたけど、全然元気に育っているのでそんなに完璧にやらなくてもいいんだなと思ってます」
――そうかもしれませんね。それにしても、かなり5歳さんも育児に主体的に関わっている印象ですが、どうしたら全国の「指示待ちオット」もそんなふうに自発的に家事育児に参加する旦那さんになってくれると思いますか?
5歳「これは全然アドバイスにならないような気がするのですが、結婚生活ってイニシアチブの取り合いだと思うんですよね。僕はこの主導権争いに負けました。ただ単に嫁が強かったのです。尻に敷かれたのです。
なので指示待ちオットを持つお嫁さんは尻に敷くのが手っ取り早いかと思います。これは僕の場合なんですけど…」
――なるほど(笑)。でも、尻に敷くのはいいけど、「指示を出す前に動いてよ!」っていう場合もありますよね。自分から動いてくれるようになるには、どうしたらいいのか…こればかりは、旦那さん側の個性というか資質なんでしょうかね??
5歳「いや、そんな事はないです。ある程度テクニックはあると思います」