指示待ちオットにはアメを忘れずに!
――では、家事育児について、妻にこう言われると萎えるとか、逆にどういう言葉をかけてもらえたらやる気になる、というのはありますか?
5歳「僕の場合は、萎えるなんて感覚はあまりないですね。
ただ効果的だと思うのは、例えば家事をしたときに『ありがとぉねぇ♡愛してるぞぉ♡』と言われて抱きつかれたら、それだけでオールオッケーな気がします。
ここまで色々話して一番アドバイスらしい事を言いますが、お嫁さんが普段家事をやっていて、指示待ちオットが気まぐれに家事を手伝ったときには、それを見逃さずに褒めてあげれば、調子に乗って継続的にやってくれるような気がします」
――やっぱり、アメは大事ですね。
5歳「そうですね。まず“指示待ちオット”という言葉にお嫁さんの『察せよ!』という気持ちがこもっているような気がします。
今まで調教をしてこなかった旦那さんに急に『考えて動け!』って無理だと思うんですよね。コントロールしないとダメかなって」
――そうかもしれません。そもそもが、「察してよ」っていうのもなかなか難しい注文ですしね。
5歳「うちの嫁方式になりますが、自分が子育てでどれだけテンパっているかブチ切れてみるのもいいかもしれませんね。旦那さんに『ヤバイな』と思わせるくらいに盛大にブチ切れる。
んで、手伝ってくれたら『愛してる♡』、この二段仕掛けですね。簡単に言っちゃうと」
――どこのご家庭でも実践できそうな、まさにアメとムチの初歩的なテクニックですね。
5歳「指示待ちオットの解決方法でマインドコントロールじゃちょっとアドバイスにならなそうですしね。これなら皆さんにもできるんじゃないかと思います。
でもキレるときは本気でキレた方がいいと思います。本気は伝わります」
――キレたあとのアメも忘れずに、っていうところですね。
5歳「そうですね。お茶目は世界を救います。『怒るとマジで怖いけどお茶目なお嫁さん』を目指してほしいですね」
――では最後に、5歳さんの家庭円満の秘訣をお聞かせください。
5歳「マインドコントロールです」
――ブレないですね(笑)!
5歳「言い換えますと、マインド(心、精神、意識)のコントロール(操縦)です。
相手の心を理解して導いてあげましょう。それが良い意味で旦那さんを尻に敷く事だと僕は思います。旦那さんを手のひらで操りましょう!」
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「指示待ちオット」に対するかなり独自の解決方法を導いてくれた5歳さん。
夫にもっと家事育児をしてほしい…と悩むママは、“アメとムチ”のプロセスを取り入れてみては。
そして、5歳さんの夫婦生活が気になった方は、コミックエッセイ『ぼくの嫁の乱暴な愛情』を手にとってみてください。
「マインドコントロール」と聞くと物騒と思われた方もいるかもしれませんが、5歳さんのツンデレな嫁・マミさんと、可愛い息子2人とのほっこりする日常が描かれていて、癒されることうけあいです!