ただ話を聞いてほしいだけなのに……なぜ夫は話を聞いてくれないの?

大多数の女性が夫に求めることの一つに、「話を聞いてほしい」ということがあると思います。育児のことや、外での仕事のことなど、話題は様々だと思います。

ですが、どのご家庭も大多数の夫は、妻の話を聞こうとしない傾向が強いです。

女性側からしてみれば、「そんなに疲れてなさそうだから、話くらい聞いてくれたっていいじゃない!」と思うことも、多いのでははないでしょうか。

実は、夫が妻の話を聞かない理由がちゃんとあるんです。そのことを理解して、後でお話するマジックワードを使ってお話すれば、かなりの確率で夫は話を聞いてくれるようになります。

夫が妻の話を聞かない理由!それは責められたり解決法を求められていると思うから

夫に話を聞いてもらえるマジックワードについてお伝えする前に、なぜ夫が話を聞こうとしないのか説明させていただいたほうがいいでしょう。

それは、大多数の夫は妻から話かけられると、責められていると錯覚したり、なんらかの解決法を求められていると思うから。

つまり、夫の勝手な思い込みなんですが、大多数の夫は、結婚した以上、経済的にも精神的にも妻を支えなければいけないという教育を受けてきています。

今の時代は、経済的なことも家庭のことも、夫と妻が協力する時代です。

ですが、年収や学歴が話題に上りやすいように、大多数の男性は、まだまだ社会的に結婚した以上は経済的にも精神的にも妻を支えなければ、という思い込みにとらわれています。

そこで、妻から話しかけられるとプレッシャーを感じて、つい、話をそらしたり聞かなかったりするわけですね。

マジックワードを最初に伝えれば、夫は話を聞いてくれるようになる!

つまり、夫に話を聞いてもらうには、「相談や解決方法を求めていない」ことを最初に伝えればいいんです。そうすれば、夫はあなたの話を聞いてくれる可能性が高くなります。

「パパ、あのね、相談とかじゃないんだけど聞いてくれる?」
「解決してるんで、パパに相談とかじゃないんだけど聞いてくれる?」

こういったことを最初に話して、夫の不安感を取り除いてあげるのです。

場合によっては2~3回、この言葉を繰り返して緊張を解いてあげてください。その上で、話をすると「夫は単に話を聞いてあげればいいんだな」と理解して、きちんと耳を傾けてくれるようになりやすいです。

夫が耳を傾けてくれるようになったら、できるだけゆっくりと抑揚をつけずに話すこと。

大多数の男性は、早口で話されたり、極度に抑揚がついた話し方をされると、自分を責められていると錯覚しがちです。この点だけ注意してご主人との会話を楽しんでくださいね。

福岡県北九州市生まれ 93年から週刊誌・書籍のライターとして活動。救急医療の現場取材・社会保障問題といった社会派な記事から料理、食べ歩き、映画論評まで執筆ジャンルは様々。児童文学作品を上梓する傍ら、フードコーディネーターとしてメニュー開発なども行う。近著に「さぼちゃんのおぼうし」「うちの職場は隠れブラックかも」。ブログ