「同僚の女性と仲良くなり、プライベートでも会う友人になりました。
会社にはいわゆる“お局さま”がいて、この女性と友人はよく衝突するのですが、その愚痴なんかを言い合ってストレス発散していました。
『会社の人間関係だし、私生活とは切り離して考えたいよね』とふたりでうなずきあっていたのですが、ある日このお局さまが友人の近くに住んでいることがわかって。
それから友人の様子が一変、『スーパーでも会わないし、全然知らなかった』『私のアパートを知られていたらどうしよう、彼氏とかもう呼べない』と、不安ばかり口にするようになりました。
気持ちはわかるし、最初は『大丈夫だよ』と励ましていたのですが、『アイツか私が引っ越すまで、こんなストレスを抱えて過ごさないといけないんだよ!』とキレる友人にたまに手を焼いていたのも事実です。
相手に引っ越してほしいとか、普通はそこまで思いつめないと思うのですが、私に言わなかっただけでお局さまがけっこう重たい存在になっていたのだなと感じます。
以前は流行りのメイクや美味しいものの話題とかが多かったのに、最近はお局さまのことばかり話すのでさすがに疲れてきました。
『アイツの家を突き止めて、近所にどんな人がいるか探ろうかな』と言い出す友人を見て、それを知ってどうするのだろう……と考えると怖くなり、今はLINEで話題を振られても既読スルーしています……」(31歳/営業)
嫌いな人が近所に住んでいると知れば、気になるのはわかります。
ですが、それで頭がいっぱいになると、一緒にいる人までネガティブな感情に巻き込まれがちです。
思い詰めるのは仕方ないとしても、おかしな行動にまでは付き合えません。