「○○ちゃんのお母さんのほうが可愛い」

「○○ちゃんのお母さんのほうがかわいい」「ママよりも幼稚園の先生のほうがきれい」といった、見た目に関するセリフは子ども本人に悪気がないことがほとんど。

とはいえ、ママだって女性ですから、傷ついてしまいますよね。

とくに女の子は幼い頃から美的感覚がするどい子が多いもの。ほかの女性とママの顔をジャッジしている…なんてことも珍しくありません。

もしも、子どもに見た目のことを指摘されたら、どのように切り返すのがベストなのでしょうか。

理想的な返し方

「心がきれいなら顔は関係ないんだよ」

「人それぞれ顔は違うから当たり前なんだよ」

子どもに悪気がなさそうであれば、なるべく否定的な切り替えしは避けたいところです。

子どもの持つ純粋な感覚はそのまま受け止め、「かわいくない=ネガティブなイメージ」という方向性を回避できるようにするといいですね。

言ってはいけない言葉

「じゃあ、自分のお顔はどうなの?」

「顔がかわいくても、心がいじわるな人よりはマシでしょ」

話題を子どもの顔にすり替えるのは絶対にNGです。子どもの自尊心を傷つけてしまうだけではなく、将来的に大きなコンプレックスを抱えることになるかもしれません。

また、「美人はいじわる」といった思わぬ誤解につながるような発言も避けましょう。

「ママ、ぞうさんみたい」

子どもはママの体型への興味が強いですよね。「ママって大きくてぞうさんみたいだよ」「ママのお腹、お肉がすごいね」などと言われたことがあるママは多いのではないでしょうか。

加齢や出産などが原因で若い頃よりも太った!というママは少なくありません。しかし、子どもは大人の事情を理解していないのが事実。

もしも体型について言われたら、どう返せばいいのでしょうか。

理想的な返し方

「健康だからこれで大丈夫なんだよ。病気も怪我もしないのが一番」

「背の高さも人それぞれでしょ?それと同じだよ」

体型の話題はデリケートです。子どもがぽっちゃり体型であれば、思わぬ一言が本人を傷つけることにもなりかねません。

基本的には、「今の体型には何も問題がない」ということをアピールすることが大切です。

言ってはいけない言葉

「じゃあ痩せればいいの?」

「〇〇ちゃんを産んだから太ったんだよ」

むきになって言い返したり、子どもに責任をなすりつけるような返し方は避けてください。思わぬ返答に困惑してしまう場合があります。

また、「自分のせいでママが…」と心に負担を感じてしまう場合もあるでしょう。結論としては、むやみに対抗しないことが重要です。