「以前付き合っていた男性に、嘘をつかれたり、浮気をされて相手を信じることができなくなっていました。
自分ではそんな癖を良くないと思って、信頼しようと意識はしていたんですが…アプローチをされても『他の子にも同じこと言ってたら嫌だな…』という思いがどうしても消せなくて。
トラウマになってるのかも、ともう諦めていた時に、友人に連れられて新宿2丁目のゲイバーに遊びに行ったんです。
なんの後腐れもない関係性だからか、話しやすい相手だったからか、お酒が進むうちに悩みを打ち明けてみたんです。
するとそのゲイバーのママが『あんた、ノーマルな時点で母数が大きいのに損してるわよ!私なんて何回も相手に裏切られても、この人は違う!って思いでグイグイいってんのよ?トラウマなんてカッコつけた言葉でまとめてるんじゃないわよ!』と一喝されました(笑)
『信頼ってお互いにし合って育っていくもんでしょ』の一言に、目から鱗が落ちました。
すっかり感銘を受けて、それ以降そのゲイバーに通っているうちにママが常連さんを色々紹介してくれるように。
『この子トラウマ持ちだから、優しくしてやってよ』などと軽口を叩いてくれるので、男性も『過去に何があったの?』と聞いてくれて自分の弱みもさらけ出せるようになりました。
今は常連客の中の1人とお付き合いをしています」(27歳/アパレル)
恋愛は相手のことを信頼し合うことから発展していくものです。
過去の辛い経験から、相手のことを素直に信頼しきれず、心の奥底で疑ってしまうと、相手にもそれが伝わってしまうことも。
身近な人に相談しづらい、という人は、こちらのエピソードの女性のように、人生経験豊かで身近な存在ではない人に相談してみるのも良いかもしれませんね。