「私は好きな人ができると、嫌なことを嫌といえなかったり、つい相手に合わせてしまっていました。

それが相手にも伝わってしまうのか、つまらない女だと思われてしまうのか、いつもうまくいきませんでした。

しかもこれは当時は無意識だったので『なんでこんなにいい子なはずの私が好かれないの?!』と思っていたんです。

ある日、私の職場に1人の女性Aさんが中途入社してきました。

女性の多いチームだったので、Aさんを交えて頻繁にみんなでランチに行ったり、終業後にごはんに行ったりしていたんですが、女性が集まると恋バナで盛り上がりますよね。

1人の女性が恋愛の悩みを打ち明け、Aさんのアドバイス通りに行動するとうまくいったことをきっかけに、Aさんは職場の女性陣の間で『恋愛マスター』と呼ばれることに。

みんなが悩みを相談しているならしやすい、と私も思い切って相談してみたんです。

するとAさんは『それじゃあ本当の〇〇さんを相手も理解できないし、もし付き合ってもしんどいだけでしょ。遠慮ばっかりするのは良くないし、嫌なことは嫌って言った方がいいよ。それで離れていくなら、その程度の男なんだから、次いこ!』とアドバイスをしてくれました。

それ以降、相手に遠慮をしすぎず、等身大の自分でいることを意識してみたら、恋愛をすることが辛くなくなりました!

今の彼氏には『〇〇は素直なところがかわいいよね』と言われるほどに。Aさんとの出会いに感謝してます」(30歳/営業事務)

しばらく恋愛にブランクがあったり、恋愛慣れしていない人ほど、恋愛をした時の相手との距離感がわからなくなってしまうことが多いそう。

相手に嫌われたくない、という思いから、嫌なことを嫌だと言えなかったり、相手に遠慮してしまうことが多くなると、いつまで経っても本当の自分を理解してもらえず、自分にストレスが溜まります。

すぐに変わることは難しいかもしれませんが、嫌なことを嫌だ、と言えない自分のことを自分自身が愛せるか、まずは一度自分自身に問いかけてみることを習慣にしてみることから始めてみてはいかがでしょう。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。