「以前付き合っていた男性は、私のためなら! となんでもしてくれるような人でした。

例えば、一緒にTVで見た美味しそうなスイーツを開店前から並んで買ってきてくれたり、私が行きたいと言ったLIVEのチケットをファンクラブに入ってまで取ってくれたり……。

でも、徐々にそれが私の負担になるようになって……何かしてもらっても『悪いな、申し訳ないな』という気持ちになってしまったんです。

さらには、彼がサプライズしてくれた時、嬉しい! と大喜びしないと彼が不機嫌になるようになってしまって……。

一度ここまでしてくれなくていいよ、と伝えたんですが、彼は聞いてくれなくて。

彼の行動を素直に喜べなくなり、関係もどんどんぎこちなくなってしまったので、お別れしました」(30歳/広報)

自分本意な相手への行動は、相手への思いやりではなく自己満足でしかないですよね。

そうすると自分が落ち着くから、安心するから、という気持ちからの優しさは真の優しさとはいえません。

優しさは相手のことを本当に思って相手のために何かをできることです。自己満足の優しさには騙されないようにしたいものですね。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。