「彼女は大学の同級生で、僕に彼女ができた、または彼女に彼氏ができた時はお互いに相談し合っていました。

ある日、彼女がシングルだった時に、僕もその時の彼女と上手くいかなくなった時があったのですが、その時ふと彼女が『〇〇君が別れたら、私が変わりに付き合おうかな』とケラケラ笑いながら話したんです。

彼女は美人で男性にモテるタイプだったので、正直僕は異性として見られていないだろうと思っていたのですが、もしかしたら僕を彼女は異性として見ていたのかもしれないとその時に感じて、次第に見る目が変わっていったのだと思います。

過去を振り返ると、彼女はいつも僕の隣にいた気がしました。とくに言葉でアプローチしてくる訳ではないのですが、無言でそっと僕の近くに接近してくるんです。

いつも距離は近いけど、何かを話す訳ではないので気にしていなかったのですが……。もしかしたら、あの頃からずっと彼女は僕に好意を抱いていたのではなど、妄想が次第に止まらなくなり、気が付けば僕は彼女の虜でした。

結局、その時交際していた彼女に『好きな人ができた』と別れ、彼女に告白して半年後にプロポーズ。今ではひとりの子供に恵まれ、とても幸せです。」(30歳/エンジニア)

今まで何とも思っていなかった女友達の何気ない一言で、ハートに火がついてしまうというケースは少なくありません。

友人同士の関係であれば、相手の恋がピンチな時にさり気なくアプローチできるのも大きいですよね。彼女のように、男性の恋がピンチの時に明るく好意をアプローチすれば嫌味もありませんし、たとえ好意が伝わらなくても「冗談よ」と笑って流すことができます。

自分に異性としての好意を確認した時に、改めてその女性を異性として見る男性は多いもの。もし、男性にさりげなくアプローチしたいなら、それとなく話の流れで好意を冗談っぽく伝えてみるといいでしょう。