海外の映画を見る時にほとんど必ず選ばなければいけないもの、それは字幕が吹き替えか、ですよね。
映画通の間でもそうじゃない人の間でも、この議論に完璧な結論は今まで出なかったのではないでしょうか。
しかし、2021年11月26日(金)、ついにその議論に決着をつける映画が公開されます。
それが、ディズニー長編アニメーション映画記念すべき60作目である『ミラベルと魔法だらけの家』です!
先に結論から言いましょう、この映画、字幕と吹替どっちも最高だからどっちも見て!
こうして長らく続いていた、見るなら字幕か? 吹き替えか? 議論は解決したのでした、めでたしめでたし。
というのでは納得できない方もいらっしゃるかと思いますので、なぜ『ミラベルと魔法だらけの家』がどっちも最高なのかお伝えします!
カラフルな世界観を楽しむには「吹替版」がオススメ!
まずは吹き替え版のオススメポイントをご紹介します!
声優さんを気にされる方も多いかと思いますが、『ミラベルと魔法だらけの家』の日本版声優では、人気若手声優からベテランの方まで、エンターテインメント界のレジェンドたちが起用されているのでご安心ください!
声優陣はみんなハマり役!
特に主人公のミラベルを演じた斎藤瑠希さんは、19歳の新人女優とのことですが、その歌唱力はまさに圧巻! 魅力的なミラベルをチャーミングに演じられています。
正直、ミラベルはこの方以外あり得ないのでは? と思わずにいられないくらいハマり役です。
他にも、ミラベルの2人の姉イサベラ役に平野綾さん、ルイーサ役に3時のヒロインのゆめっちさんが演じられています。
平野綾さん演じるイサベラは、可憐ながらも少しトゲのある性格ですが、平野綾さんの声が加わることにより、さらにかわいらしく、時にツンと演じられているのがたまりません。
20代〜30代のアニメ好きなら、平野綾さんのツンデレキャラを一度は聞いたことがあると思うのですが、今回のトゲのある美女マジで最高ですし、歌唱力に至っては言わずもがな! 平野綾さんをもっと大好きになりました。
そして今回、ディズニー映画の声優に初挑戦のゆめっちさんが演じるルイーサは、「増していくプレッシャー」という楽曲を歌っているのですが、音楽の素人が聴いても難易度の高いこの歌を、見事に歌い上げています。
芸能人の方の映画の吹き替えはハードルが高いものですが、ゆめっちさんは演技力、歌唱力共に、見事にそのハードルをルイーサのように力強く乗り越えているので、是非期待して見てください!
また、詳しくは言いませんが、中井和哉さんのオタクは全員見に行った方がいいです。
あとへたれロン毛かわいい系おじさんが好きなオタクも見に行った方がいいです、詳しくは言いませんが。
個人的にはカミロ役の畠中祐さんはすごく好きな声優さんなのですが、伸びやかな歌声と明るい声が、お茶目なカミロのキャラクターにぴったりでした!
オススメの理由は声優以外にも!
本作で吹き替え版をオススメする理由は、素晴らしい声優陣以外にもあります。
この映画、とにかく視覚的な情報量が多いんです。
吹き替えの良さは、視覚を映像にのみ専念させることができるので、映画への没入感が桁違いです。
特に本作では、光の描き方や鮮やかな色彩が素晴らしい映画になっています。
このカラフルな世界観を存分に浴びるには、是非とも吹き替え版で見てほしいです!
映像の美しさはもちろん、カメラワークや登場人物の動きなど、光も色も全部が輝いていて、目が何個あったら足りるの? と思わずにいられないくらいです。
劇中のダンスシーンなどは、専門の振付師の監修をつけていたりと、ものすごいこだわりを感じます。
本当に、字幕を目で追っている時間がもったいない! こんな風に感じる映画は初めてでした。
なんなら吹き替え版だけでも2回以上見てほしいくらいです。