南米コロンビアの雰囲気を感じたいなら「字幕版」がオススメ!

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字幕版の良さというのは多々ありますが、私としては、映画を作った監督が魂を込めて作り上げた「作品の原型」をほとんどそのまま享受することができるところだと思います。

もちろん、字数制限のある字幕に訳しているので意訳になってしまう部分も多いのですが、監督が完成品として想定した、完全な状態の映画を楽しめるのは、字幕版になりますよね。

また、ディズニー映画は比較的わかりやすい英語が使われているため、英語学習を始めたばかりの人でも、字幕を見なくてもなんとなく原語のニュアンスを聞くことができます。

英語独特の言い回しや言葉遊びなどは、字幕版でしか味わえない楽しみです。

異文化に触れ、楽曲の魅力もたっぷり味わえる

『ミラベルと魔法だらけの家』は、作品の舞台が南米コロンビアであるため、スペイン語が多く出てきます。

コロンビアの公用語であるスペイン語は、英語ともまた違うエキゾチックな雰囲気が魅力的ですよね。

最近の映画では、ディズニー&ピクサー作品の『リメンバー・ミー』の舞台がメキシコになっていましたが、こちらも公用語はコロンビアと同じくスペイン語です。

私はこのスペイン語で家族を呼ぶときの呼び方がとても好きなので、そう言った異文化に触れることが出来るのも字幕版ならではの楽しみ方だと思います。

吹き替え版での楽曲ももちろん素晴らしいのですが、元々の音楽は当たり前ですが英語詞に合わせて作られたメロディーになっているため、字幕版の方がより違和感なく楽曲の魅力を100%味わえます。

オススメの楽しみ方は?

個人的な楽しみ方としては、字幕版を先に見てストーリーやコロンビアの雰囲気を味わったあと、吹き替え版を見て映像美を堪能するのがオススメです。

または、吹き替え版を先に見てこの美しい映画を全力で浴びたあと、字幕版でじっくりとストーリーを味わうのもオススメです。

うーん、オススメしておいて悩ましい…! ちなみに私は字幕版を見てから吹き替え版を見たのですが、なぜか2回目の吹き替え版の方が大号泣でした。

やはり、母国語は強いですね…めちゃくちゃに染みます。

どちらか一度だけ見てもとても楽しめる作品ですが、吹き替え版と字幕版どちらも見ることによって、200%楽しめるのがこの『ミラベルと魔法だらけの家』です! 

お好きな方から見に行っていただき、是非楽しんでくださいね! 

『ミラベルと魔法だらけの家』2021年11月26日(金)公開
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