ディズニー屈指の名作を実写化した、2019年公開の映画『アラジン』。
なんと、2021年5月21日に、日本テレビ系「金曜ロードショー」でテレビ初放送されます! しかもノーカット!
もう見たよって人も、まだ見たことないよって人も、アニメ版『アラジン』を豪華に実写化したこの作品を、この機会におうちで是非楽しんでください!
ちなみに私のオススメポイントは、アラジンの吹替を担当している中村倫也さんの声です! まじでヤバイです、まず吹替で見て欲しい!
これがどれだけヤバイ代物なのか、徹底的に解説します!
とろける美声に酔いしれる!中村倫也ボイスにメロメロ
アニメ版でのアラジン役の声優は、元タレントの羽賀研二さんや、アニメ『ポケットモンスター』シリーズのコジロウ役などで知られる、人気声優三木眞一郎さんが担当されており、ファンの間では「羽賀ジン」「三木ジン」などの愛称で呼ばれています。
私は羽賀ジン世代なので、羽賀さんの少し鼻についた話し方のアラジンで育ったのですが、20代以下の方は三木さんのアラジンで育った方も多いのではないでしょうか。
そんなイケボに定評のあるアラジンですが、実写版では俳優の中村倫也さんが吹替を担当しています。
甘いマスクに卓越した演技力で数々のドラマや映画に出演されている中村さんですが、その癒しボイスはアラジンのザ・人たらしな性格にとてもマッチしています。
個人的に、声質が羽賀ジンと三木ジンの中間くらいかな、という印象を受けました。
気障ったらしく、それでも心優しい真っ直ぐなアラジンにぴったりな声です。
アラジンで一番有名なセリフは、ジャスミンを魔法の絨毯でのデートに誘う際に言う「僕を信じろ」だと思うのですが、実写版の吹替えでは少しセリフが変わって「僕を信じて」になっています。
この、絶妙な違いが伝わりますでしょうか。
羽賀ジン、三木ジンの声だと、キラキラしたアリ王子の中に垣間見える、本来のアラジンのカッコ良さ、のようなものが伝わってきました。
ですが、中村さんの「僕を信じて」は、前述の二人とは違い、アラジンの優しさと、ひたむきな想いが伝わるものになっています。
羽賀ジンも三木ジンももちろん素敵なのですが、中村さんのアラジンは耳触りの良いとろける声で、映画を見ている私たちをメロメロにしてきます。
あと「ホール・ニュー・ワールド」の中村さんの歌声、マジで恋してしまうので責任とって欲しい。
真剣な声色も、少しふざけた話し方も、聞いてる人間を虜にするための周波数が出ているのでは? と錯覚するほどです。
ディズニー史上最強の人たらしであるアラジンの実写版声優に、あざとかわいく色気のある声をした中村倫也さん、合わないはずがないですよね。