「私と彼氏は同僚で、社内恋愛でスタートしました。私たちは付き合っているときからケンカが多くて、別れた理由も些細な私のヤキモチからのケンカ別れでした。

その後も職場で顔を合わすので、別れるときに『友人に戻ろう』と約束したんです。私はまだ好きだったけど……。

みんながいる職場では今まで通りの態度だったんですが、2人きりになると付き合っている頃みたいにイチャイチャしたい気持ちになってしまって、時々隠れてキスをしたりしていました。

最初は戸惑っていた彼もどんどんやる気になっていって。

そして帰る時間が重なったときに、『家に行ってもいい?』と体の関係を誘うようなことを言われました。

私はそのまま流されそうになる気持ちをグッとこらえて、『付き合っている人しかしない』と断りました。

そこから同僚のように接したり、2人のときはキスはしたりという関係を続けていると、彼から『もう一回付き合って』と言われて復縁しました。

あのときもし関係を持っていたら、セカンド彼女になっていたと思います。男の気持ちの部分を揺さぶり続けて、卑怯かもしれないけど勝ちは勝ちですから」(30歳/営業)

男性は別れた女性とはいつでも体の関係を持てると思う人が多いようです。

そこをうまく利用して、簡単な女性だと思わせないことで復縁を勝ち取ったパターンです。

今もケンカはしているそうですが、別れには発展していないとのこと。結婚も視野に入れているそうで、「セカンド彼女にならなくて良かった」と何度も口にしていました。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。