次世代型ゲームとして大人気の『マーダー☆ミステリー』
舞台版『マーダー☆ミステリー〜探偵・斑目瑞男の事件簿〜』が2021年12月3日、浅草花劇場(東京都台東区)で開幕された。
舞台は、山の奥深くにある「腐草館」と呼ばれる洋館。心霊スポットとしても知られる場所だが、人が住んでいるという。そんな洋館から数名のもとに手紙が届く。
それは洋館での会食の招待状だった。不審に思う者、期待する者、さまざまな思いを抱えながら指定日時に集まる人々。執事に案内された洋館は不気味な雰囲気が漂っていた。
挨拶に現れた当主との会食を終えた人々は、それぞれ洋館で過ごしていたが、突然、悲鳴が聞こえる。全員が駆けつけると、そこには当主の遺体が。この中に殺人犯がいるのかーー?
人狼ゲームや脱出ゲームに続く、次世代の体現型ゲームとして大人気の『マーダー☆ミステリー』。
参加するプレイヤーたちは、事前に与えられた情報をもとに、それぞれの登場人物の誰か一人になりきり、殺人事件の謎に挑む。制限時間内に議論をしたり、証拠品を探したり......と、その演技のすべてはプレイヤーのアドリブで展開。
また、登場人物たちは知られたくない秘密を抱えており、火花散る心理戦と情報戦を繰り広げながら、即興芝居で事件の全貌を解き明かしていく。
『マーダー☆ミステリー』は、真犯人を知ってしまうと面白くプレイをできないため「人生で一度しかプレイできないゲーム」と言われている。
そのため、今回の舞台版でも毎公演全キャストが入れ替わって上演される。
初日公演をレポート!
鈴木裕樹、佐藤貴史、秋谷啓斗、宮城紘大、加隈亜衣、三森すずこ、大西桃香がプレイした初日公演を見た。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、それぞれが登場人物になりきりつつ、巧みな心理戦を展開。自身を守るために嘘をつく者、証拠品の情報に混乱する者、疑われて潔白を晴らそうと頑張る者......。
観客はプレイヤーと同じように「誰が真犯人か」、謎解きをする感覚で見られるので楽しい。
最終的に、プレイヤー同士の投票で真犯人を当てるのだが、 初日公演では「真犯人」は誰にも疑われることなく、ゲームを制した。
上演時間はおよそ2時間30分(展開によって多少変動あり)。本公演は、オンラインの見逃し視聴券が販売されているので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。
キャストも変われば、ストーリーの展開も変わるはず。ぜひ極上のミステリーを楽しんでほしい。
舞台版『マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~』「特典映像付き」見逃し視聴券発売中!
見逃し視聴券(本公演+特典映像):3,800円
見逃し視聴券セット(本公演+特典映像+感想戦):5,500円