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  • 『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』
  • メイキング風景/『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』
  • はなむらちこ(占い師・白鳥役)/『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』
  • 『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』
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自分に与えられたキャラクターを即興芝居で演じながら殺人犯を探す(犯人役はバレないように逃げ切る)、話題の密室体感型推理ゲームをベースにした新感覚ドラマ『マーダー★ミステリー~探偵・斑目瑞男の事件簿~』。

この番組はエントリー数251人の中から動画審査、本番さながらの第二次審査を勝ち抜いたファイナリストの7人が、自らの演技のスキルを発揮しながら謎を解き明かすミステリーであるのと同時に、7人の中から次世代スターを発掘するオーディションの要素も兼ね備えた欲張りまくりのコンテンツ。

そこで今回は、演じ終えた7人の中から男性キャスト4人の座談会を緊急実施! 何が起こるか分からない、先の読めないミステリードラマの撮影を振り返ってもらった。

あらすじ

山奥にひっそりと佇む「腐草館」と呼ばれる洋館。そこには小説家の蛍原晃と妻の美鈴が暮していて、執事の熊田と家政婦の馬場が住み込みで働いていた。その日そこで行われていたのは、晃のミステリー小説の完成祝いの集い。
夫婦と縁のある女性編集者の魚住と占い師の白鳥、記者の竜崎、イラストレーターの猪又が招待されたが、会食後、それぞれが思い思いの時間を過ごしていると、リビングから突如悲鳴が! 駆けつけると、そこにはなんと編集者・魚住の遺体があった。
これは事故なのか? 自殺なのか? それとも殺人なのか? 人里離れた山奥で、しかも酷い雨なので、犯罪者が外から入ってきたとは考えにくいし、警察や救急隊が辿り着くにも時間がかかる。そこで、館にいた全員で真相究明に乗り出すことになるが……。
『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』

集まってくれたのは、小説家の蛍原晃を演じた両角 周さん、執事の熊田に扮した清水 宏さん、記者の竜崎役の斉藤佑介さん、そしてイラストレーター・猪又役の松澤和輝さんの4人。

ハイレベルなミッションをクリアした彼らは、果たして何をブッちゃけるのか? この赤裸々トークを読んでから観ると、ドラマがさらに面白くなる!!

本物の洋館や小道具が即興芝居をより生々しいものに

――二次審査でファイナリストの7人に選ばれてから本選のドラマの収録まで3週間ぐらい空きましたが、みなさんが本選に向けてその間にしたことは?

両角 僕は撮影の前日に、発見される死体の状況や追加情報になる小道具について、安井一成プロデューサーに細かく聞きました。僕、けっこう不安がる人なので、小道具などの拠りどころの準備は万全にしておきたくて(笑)。だから、いっぱい聞いちゃったと思います。

両角周(小説家・蛍原晃役)/『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』

斉藤 僕も記者の役だったので、ペンやカメラ、ボイスレコーダーなどの小道具のリストを作ったんですけど、安井さんと「事件と関係ない小道具があると視線が散乱しちゃうから、持ち物は紙とペンだけにしよう」という話になったんです。だけど、撮影が始まったら小道具を使う余裕なんてまったくなくて(笑)。

松澤 僕は、台本をもらってから演じた猪又の心情と彼と周りの人たちとの関係性をすごく考えました。台本を書かれたAGATAさんに、猪又の言動についてけっこう相談もしましたね。みんなに色々イジられるんだろうなとも思っていたので、そのときにどう言い返したらいいのか?っていうことも整理するようにしていました。

清水 僕はいつものことですけど、規則正しい生活を心がけていました。現場では、健全な状態でほかの俳優さんと向き合いたいですからね。

――決勝のドラマは神戸の実際の洋館を使って撮影されたようですが、振り返ってみて、どんな感触や手応えをお持ちですか?

清水 ほかの人の芝居に巻き込まれたし、自分の芝居に巻き込んだし、みたいな感じで、即興でお芝居をやる面白さと怖さを同時に知りました。だから、僕が演じた熊田もドキドキしているけど、演者としての僕もドキドキしていて(笑)。

俺のこの一言はどこに行くんだ?って思ったり、ワケの分かんないことを言ったときは他の人も現場でワケが分かんないことを言うんだろうな~ってぼんやり考えたりもしました(笑)。

それに、竜崎役の斉藤くんは二次審査も同じグループで電車も一緒に乗って帰ったから気心が知れていると勝手に思っていたんだけど、コイツ、何を考えているんだ? と思うこともありましたね(笑)。

斉藤 それは、こっちのセリフですよ(笑)。

清水宏(執事・熊田役)/『マーダー★ミステリー~探偵・班目瑞夫の事件簿~』

清水 同じことは猪又役の松澤くんや蛍原晃役の両角くんにも思っていたから、撮影が終わった後も疑心暗鬼なところがあって。逆に、「よ~し、やってやったぜ!」みたいなことを思った人がいたら、その人の話を聞いてみたいですね。

斉藤 僕はまあ、「やってやったぜ!」という手応えがありましたよ(笑)。

清水 ぽいですね(笑)。

斉藤 でも、実際に洋館での撮影だったし、二次審査のときはカードで代用していた小道具も本物になって、役に合った衣裳を着せてもらってお芝居をしたから、決勝はやっぱりひと味違いました。役者に一個乗っかっていて、そこから出てくる芝居をより生っぽいものにしてくれたような気がします。

清水 俺なんか普段はパーテーションで仕切ったような舞台で芝居をしている人間なので、あの洋館や本物のローストビーフを見たときはビックリしちゃいましたよ(笑)。

松澤 僕はスタッフの人数やカメラの数にも驚きました。

両角 カメラは20台以上あったよね!

斉藤 もう、ここにもある、あそこにもあるって感じだった。

清水 本当に後頭部まで見られてましたよ(笑)

松澤 だから真剣に役作りをしないと、雰囲気を作らないとバレると思って、本番前はずっとドキドキしていたんですけど、スタッフのみなさんが「オマエは大丈夫だよ!」って言ってくださったんです。

斉藤 (爆笑)