■劇場版とTVシリーズで振り返る、キャラクターの魅力

その他のキャラクターにも、あらためて考えてみるべき点は多い。

“強いものにヘコヘコする、嫌なヤツ”というイメージもあるスネ夫も、アニメの各エピソードを観れば、決して周囲の人に嫌われておらず、常に面白いネタを持ってくる“セールスマン”として愛されていることがわかる。

また、いつものび太の悩みの種を作るジャイアンも、少々乱暴ながら、いつものび太を遊びに誘い、勉強もスポーツもできないのび太に“居場所”を提供している世話焼きと見ることもできるだろう。

普段のアニメではなかなかわかりづらい、彼らのポジティブな面が惜しみなく楽しめる劇場版の最新作『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館<ミュージアム>』の公開が3月9日に迫っている。

これに合わせて、スカパー!テレ朝チャンネルでは、同日の午前7時から翌10日の午前4時まで、『ドラえもん24時間スペシャル』を放送。劇場版12作品に加え、TVシリーズの傑作選、新作のナビ番組など盛りだくさんの内容だ。

各キャラクターの“人間性”にも注目しつつ、懐かしい物語を楽しんでみては?

3月9日(土)からの劇場版最新作の公開を記念して、
テレ朝チャンネルで、1日まるごとドラえもんデー!

劇場版アニメ公開を記念して、春休み特別編成!!
映画12作品、TVシリーズ傑作選、さらに新作ナビ番組を放送します。

 

 

 

3/9(土)午前7:00~3/10(日)午前4:00
関連リンク:スカパー!公式サイト [http://www.skyperfectv.co.jp/ts/anime1303/] 

(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2013 

 

はしかわ・よしひろ 1981年、神奈川県生まれ。編集プロダクションblueprint所属のライター、編集者。ビジネス・ネットサービス・グルメ・映画・音楽・コミック・ゲーム・スポーツなど、幅広い分野で取材・執筆を担当。構成を担当した書籍に『まな板の上の鯉、正論を吐く』(堀江貴文/洋泉社)、『伝説になった男~三沢光晴という人~』(徳光正行/幻冬舎)など。