「20代の頃に、10歳年上の男性と不倫をしていたことがあります。
当時の私にとって彼以上に包容力のある男性はいない、と思えるほど彼との関係に心酔していました。
ある日、妹に『彼とどうしても結婚するから』といつものように話をしていた時に、妹がこう言ったんです。
『彼がお姉ちゃんに見せている顔は、あくまで不倫相手用の顔でしょ?
奥さんに見せてる顔とは違うでしょ。そもそも今不倫してるってことは、もし奥さんと離婚してお姉ちゃんと結婚してもまた不倫するんじゃない?
それでその不倫相手に、今お姉ちゃんが見てる顔を見せるんだと思う。』と、冷静に諭されて……。
たしかに彼は私と付き合う前にも不倫相手がいたと聞いたことがあったことも思い出し、突然目が覚めた感覚になりました。
それがきっかけで、彼と過ごしていても妹の一言が頭を過ぎるようになり、1カ月後に私から別れを告げました」(35歳/美容部員)
たしかに、不倫相手が離婚をし結婚できたとしても、結婚をしてからも同じ顔を見せてくれるのか、と考えるとおそらく違いますよね。
特にこちらのエピソードに登場する男性は、不倫を繰り返しているようですので、結婚をしても必ずしも幸せになれるとは限りません。
自分では気づいていても蓋をしていることもありますし、そもそもそのことが見えなくなっていることもあります。身近な人の、冷静な忠告は大切にしたいものですね。
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