「セックスだけ楽しめればいい」「恋愛感情は面倒くさい」と体だけの関係を求めた女性たち。

最初はそれで満足していたのに、気持ちが変化していき気がつけば自分だけが悩むつながりになっていました。

関係を変えられない苦しみにどう向き合ったのか、彼女たちのエピソードを2つご紹介します。

「体だけの関係」に苦しむことになったのはなぜ?

1.「私だけに見せる顔」に独占欲が芽生えて

「体だけの関係を続ける彼とは、マッチングアプリで知り合いました。

お互いに“そういう”相手を求めていたので話が早く、実際に寝てみたら体の相性も良かったので、週に一度ほどホテルで過ごす約束をしたんですね。

それが、しばらくして彼のほうから『実は俺、こんな願望があって』と打ち明けられ、特殊な行為を楽しむようになりました。

普通にしていれば、顔も悪くないし私やほかの人にもすごく優しくていい人。

でも、ホテルではまったく違う顔を見せることにゾクゾクしてしまい、気がつけば私のほうから『次はいつなの?』と彼に連絡するようになっていました。

濃い時間を過ごしているときは本当に行為に没頭していて、お互いに『好き』とかためらわずに口にするようになっていて、終わったあともイチャイチャできることが嬉しくて。

が、ある日『今度、ふたりで旅行に行かない?』と軽い気持ちで彼に言ったら、

『そういうのは恋人と行くもんでしょ』

とあっさり却下され、そのときに『体だけの関係』を改めて意識してしまって悲しくなりました。

ホテルでは私だけに見せる顔があっても、この人にとってはプライベートまで共有する相手にはなれないんだな、と。

それから、なんとか恋愛感情を持ってほしくて抱き合う以外の時間を作ろうとしたのですが、『それよりホテルに行きたい』と常に彼に拒否されて、“体しか求められない自分“を実感してばかりでした。

結局、我慢できなくなった私が『本当に好きになったの』と告白したら

『ごめん、あなたをそういう目では見られない』

と予想通りの答えが返ってきて、関係は終わりました。

思えば、ベッドの上以外で恋愛感情をほのめかす言動はいっさいなくて、最初からこの関係以外は無理だったのでしょうね。

おかしな独占欲から恋愛感情を持ってしまって、つらい時間を過ごしたなと今でも胸が痛いです」(32歳/販売)

こちらの女性は、「まさか彼を好きになるなんて思わなかった」とずっと口にしていました。

でも、何がきっかけで好意を持つかは本当にわかりません。彼女の場合は、濃密な時間を過ごすうちに彼と彼との関係に独占欲を持ったのが、苦しみの始まりでした。

あくまでも体のつながりのみを楽しみたい男性にとって、彼女が向ける恋愛感情は邪魔なもの。告白後は、LINEも電話もブロックされ、彼とは音信不通になったそうです。

「どこまでもベッドでの時間にしか価値を持ってくれない」事実が、終わったあとも「女性として見てもらえない自分」として彼女の自信を奪っています。