劇団四季によるディズニーミュージカル『美女と野獣』が、2022年10月より東京ディズニーリゾート内の舞浜アンフィシアターで公演されます。
東京ディズニーリゾートでミュージカル『美女と野獣』公演
東京ディズニーリゾートのディズニーアンバサダーホテルの奥(東京ディズニーシー側)にある「舞浜アンフィシアター」。
2022年10月より、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』が公演されることが発表されました。
ミュージカル『美女と野獣』は、1994年にディズニーが初めて手がけたブロードウェイ・ミュージカルです。
この作品がヒットしたことで、『ライオンキング』から『アナと雪の女王』までディズニーのミュージカルが作られていくことになりました。
日本では、ブロードウェイの翌年1995年から劇団四季が上演しています。
東京をはじめ、全国で公演を続けてきましたが、東京ディズニーリゾートでのロングラン上演が行われることになりました。
ミュージカル『美女と野獣』どんな内容?
ミュージカル『美女と野獣』は、アニメーション映画『美女と野獣』のストーリーに、基本的に準拠しています。
ベルと野獣はもちろん、ポット夫人やルミエール、コグスワースたち召使いも、パペットなどは用いずに人間のキャストが演じます。
「変わりもののベル」(映画では「朝の風景」)、「何かが変わった」(映画では「愛の芽生え」)、そして「美女と野獣」と、お馴染みの楽曲も歌われます。
第1幕のフィナーレでは「ビー アワ ゲスト(おもてなし)」(映画では「ひとりぼっちの晩餐会」)が、豪華なセットと演出で演じられます。
さらに、オリジナル劇場公開版にはなかった楽曲「人間に戻りたい」も。
「人間に戻りたい」は、オリジナル劇場公開から10年経って新シーンとしてアニメーション化された「2002年版」として映画化もされています。
そして、映画にはない楽曲「愛せぬならば」は、野獣がベルを想い歌うナンバー。
アニメーションではベルを中心に楽曲が彩られていきますが、ミュージカルでは野獣や召使いたちの視点まで使った舞台ならではの演出が楽しめます。
ミュージカル『美女と野獣』は、最近ロンドンなどで実写映画『美女と野獣』の要素も取り入れたアップデート版が公演されています。
東京ディズニーリゾートで公演されるバージョンは、それではなく、上海ディズニーランド(パーク外)で2018年から公演されたバージョンとなります。
ベルが歌うソロナンバー「A Change in Me」などが追加され、従来の日本公演からは30分ほど短くなります。