仕事が在宅勤務になってから、都心にいる必要性が薄れており、郊外や田舎などの自然の多い、子育てしやすいエリアに住み替えたいと考え始めている人も多いのでは?

コロナ禍による在宅勤務への移行や、以前から進められていたワークライフバランスの実現、子育て推進などを背景に、子育てに優しい、新たな街づくりが進んでいます。

そこで今回は、子育てファミリーにとって気になる、開発が進む駅前エリアを3つご紹介。子育てに嬉しいポイントもあるようです。

どんな場所になるのか、早速、チェックしていきましょう!

子育てにも嬉しい!開発が進む駅前エリア3選

1.南栗橋駅前エリア(埼玉県)

どんなエリア?

南栗橋駅は、埼玉県久喜市に位置する東武鉄道日光線の駅。都心方面へは、東武鉄道を利用して1時間程度でアクセスできる上に、栃木の自然や温泉地などにも近いため、「仕事=都心」「遊び=自然」の両方の魅力がある、いいとこどりな立地です。

その南栗橋駅前エリアが、このたび、新しく変わることが発表されました。

このエリアのトピックス

南栗橋駅前エリア 俯瞰

このたび、南栗橋駅エリアの新しいまちづくり「BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想」が策定され、埼玉県久喜市、東武鉄道株式会社、トヨタホーム株式会社、イオンリテール株式会社、早稲田大学小野田研究室が、それぞれの強みを活かして街づくりを行うことを発表しました。

人と人、東京と自然など様々なファクターをつなぐ「BRIDGE(ブリッジ)」がコンセプト。

多くの施設・サービスがそろい、社会・自然・都市とのつながりを通じて健康で幸せに生きる基盤づくりを行い、持続可能な都市「サステナブルシティ」を目指します。

子育てに嬉しいポイント

「BRIDGE LIFE Platform構想」

このプラットフォーム構想によって開発が進むと、どんな子育てに嬉しいポイントが生まれるのでしょうか?

まず、注目なのが、街のコミュニティ拠点として、クラブハウスやワークショップ・趣味スペース、BBQスペース・焚火プレイスが設置される予定であること。休日には家族そろって、出かけたいですね。

また、戸建街区では、外出先からもスマートフォンで施錠が確認できるような、最新の技術を活かした安心・安全な住まいづくりを目指すそう。子育てには安心ですね。

商業街区では、漁港から魚を直送したり、イオンの農場から新鮮な野菜も直送、オーガニック食品や代替肉にも力を入れる予定。

その他、レジ待ち時間ゼロを可能にするシステムや、料理レシピなど買い物しながら情報が得られるサイネージの導入など、快適な買い物空間ができあがる予定です。すでに南栗橋保育園が開業しているのは注目です。

街びらきは、2022年5月の予定。南栗橋駅前エリアは、今後、子育てファミリーにとって期待が高まるエリアといえそうです。