4: 向き合うべきなのは他人ではなくふたりの気持ち

恋人とうまくいかないからと、安易に浮気で気晴らしを考えたり浮気で恋人を傷つけて追わせたりしようとする人がいますが、本当にやめたほうがいいと実感します。

その姿は愛情の真逆の不誠実でしかなく、恋人にも自分にも二度と消えない深い傷を残すだけです。

自分がいながら、別れることもせず別の異性を受け入れた恋人を、あなたはその後も愛せるでしょうか。

どんな問題も、他人で解消するのは間違っています。

浮気したくなるとき、目を向けるべきなのは他人ではなくお互いのあり方で、問題から逃げるのではなく正しく向き合うのが正解。

マンネリ化で愛情が感じられなくなったのなら、恋人がいま関心を持っているものや自分がハマっていることを打ち明けあって共有する、ふたりで旅行に出かけて気分転換する、興味があるけどやっていなかったことに挑戦してみるなど、「新しい刺激」はふたりで味わうことが解決のはずです。

関係の改善は、ふたりの努力がなくては叶いません。

力を入れるのは他人を探すことではなく、ふたりの状態を改めて見つめ、居心地のいい関係を考える方向が健全です。

浮気をする前に、まずは自分自身がどうありたいかを冷静に考えるのが最初。

ふたりのつながりをないがしろにする選択より、今より幸せに過ごすにはどうすればいいかを考える姿勢が、何よりも自分を幸せにするといえます。

浮気は、してしまえばその事実は二度と消えません。

また、浮気相手の暴走など思いもしないトラブルが起こることもあり、ふたりの関係だけでなく自分の価値も貶めます。

取り返しのつかない事態を嘆いても、「浮気した自分」の後悔はいつまでも残ります。

そうならないように、「その後」についてしっかりと考える冷静さを持ちたいですね。