「夫は欲しいものがあったらまったく我慢しないタイプ。

出会った当初は大手企業でコンサルの仕事をしていて、いわばエリートで高給取りでした。出会ったのも合コンのセッティングアプリで年収が高かったからOKしたようなものだったし。

ほとんどはその場だけで楽しく飲んで終わりだったんですが、夫とは関係が続き、結婚まで至りました。

結婚してから彼は独立して、それでも仕事はうまくいっていたんです。

それなのに、コロナ禍に入ると『仕事を辞めてのんびりする』と言って突然無職に……。

金銭感覚はそのままなので家で遊ぶ用にゲーミングパソコンを買ったり、チェアなど周辺機器を揃えたりと散財が止まりませんでした。

勤めていた頃から金遣いは荒かったから元々貯金なんてなくて、家計は一気に火の車です。

話し合いの末、昨年離婚しました。金銭感覚は簡単には矯正できないことを、今回痛感しました」(34歳/事務)

彼女は金銭感覚のズレをわかっていたものの、仕事ができるタイプということで結婚のときに目を瞑ったとのこと。

大手企業から独立してからも仕事は順調だったそうですが、いくら仕事ができても本人のやる気がなければどうしようもありません。

「稼ぐ、仕事ができる男」には「仕事が好きか」も合わせて確認することをおすすめします。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。