子どもの頃はただ楽しんでいたTVアニメも、大人になってから見ると違った視点で楽しめることがありますよね。

『ドラえもん』の劇場版を観に行くと子供より大人のほうが涙していることも多かったり、大人になってから改めて『サザエさん』を子供と一緒に観ると、義理の両親と同居してあれだけうまくやれているマスオさんの器の大きさに気づいたり。

アニメを観ていた人間が成長して大人になり、結婚して子供が生まれ、子供の年齢がアニメの登場キャラクターと同じくらいになると、そのキャラクターの今まで見えていなかったよさに気づいたり、またそのキャラクターの親にも想いを馳せることが起こるようです。

そして11月、ある有名なアニメキャラクターの子育てにまつわるツイートが話題になりました。

『クレヨンしんちゃん』の主人公・野原しんのすけを育てるのは大変?それとも…

ツイートしたのは、7歳の男の子と4歳の女の子を育てるワンオペ専業主婦のたらこま(@tara_coma)さん。

しんちゃんといえば、「オラは~だゾ!」という独特の言葉遣いや、丸刈り頭と太い眉毛がトレードマークの日本一有名な幼稚園児。何かやらかしては母・みさえに怒られてゲンコツや頭グリグリ攻撃を食らっている、とってもやんちゃで個性的な男の子ですが、子育て中のたらこまさんにとって、しんちゃんの印象が独身時代と変わったというのです。

独身時代は「破天荒でめちゃくちゃで、楽しいけどこんな子いたら絶対大変」だと思っていたしんちゃんは、実際に子育てしてみると「しっかりしてコミュ力高くてリーダーシップあって自分の意見も言えて人の気持ちも理解する素晴らしい子」と思うようになり、そんなしんちゃんを育てたみさえには「尊敬しかない」というたらこまさん。

ツイートには、子育て中のママを中心に4.7万件ものいいねがつく大反響。「うちの小一息子よりも確実にしっかりしてます」「親になってみたらみさえもすごいしひろしもすごいです!!」「しんちゃんはめちゃくちゃハイスペック」「妹の面倒も見れるし、優しくてしっかりしたお兄ちゃん」など、続々としんちゃんや、しんちゃんの両親を褒めたたえる共感のコメントが届いています。