豪華出演者が次々と登場!エンタメファン歓喜のプログラム
ミュージカルスターたちが集結した1日限りのコンサート『Japan Musical Festival 2022』が2022年1月28日に開催。LINE CUBE SHIBUYA(東京・渋谷公会堂)で行われた本コンサートの様子は、ライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」でリアルタイムで配信された。
オープニングを飾ったのは出演者全員による「The Greatest Show」(『グレイテスト・ショーマン』より)。大ヒット映画のオープニングテーマ曲で、これからいよいよショーが始まるという高揚感が一気に高まる。
顔ぶれを見ても、中川晃教、加藤和樹、知念里奈、藤岡正明、尾上右近、花村想太、木下晴香、鈴木勝吾、平野良、東啓介と非常に豪華。
中川が「ミュージカルファンのため、音楽ファンのため、いや、全ての方に向けたエンタメの魅力をお届けするコンサート」と語っていたが、まさにその通りのコンサートとなりそうだ。
続いては、『ジャック・ザ・リッパー』より「こんな夜が俺は好き」を加藤、『RENT』より「What You Own」を花村と藤岡、『1789 - バスティーユの恋人たち - 』より「サ・イラ・モナムール」を加藤、東、平野、鈴木がそれぞれ熱唱。
キャスト本人が過去に演じて歌った名曲を再び聴ける喜びもあるが、出演した年が違うキャスト同士が歌ったり(例えば『RENT』では、花村は’20年にマーク役を演じ、藤岡は’10年にロジャー役を演じている)、出演していないキャストによる再現があったり(例えば『1789~』は加藤以外はみな出演したことがない)、JMFならではの貴重なコラボレーションで堪能できるという魅力があった。
『ミス・サイゴン』や『エリザベート』、『ディア・エヴァン・ハンセン』といった人気作の歌唱の後は、開幕直前の『The View Upstairs』に出演する平間壮一や小関裕太らが駆けつけたり、『銀河鉄道999 THE MUSICAL』やミュージカル『憂国のモリアーティ』といった2.5次元ミュージカルの作品の歌唱があったり、ファンが選ぶ一番好きなミュージカルで1位となった『ニュージーズ』から「Seize the Day」を披露したりと、あっという間に時間は過ぎていく。
コンサートを通じて、今まで観たことがなかった作品への興味も出てくる人も多い。そして、多くの人が一度は聞いたことがあるであろう『RENT』の「Seasons of Love」でAct1のラストナンバーは終了した。