既婚者と肉体関係を持つ「不倫」は、自分が独身でも既婚でも関係なく失うものが多いといえます。
相手の配偶者から慰謝料を請求されれば断ることは難しく、会社に知られてしまえば規則に従った処分を受ける可能性もあります。
そのほかにもたくさんある「不倫のリスク」について、踏み込む前に考えるべきことをお伝えします。
“不倫”にはこれだけの「危険」がある!
1:慰謝料を請求される
独身者同士の恋愛と一番違う点は、不倫は結婚している人が配偶者以外の人と肉体関係を持つのは「不貞行為」と法律で定められており、既婚者側もその相手も、既婚・独身に関係なく慰謝料を払う義務があることです。
「払えない」は通用せず、拒み続けると訴訟を起こされるなど泥沼になる可能性も。
金額は大きいことが多く、分割でも何年にも渡って支払いを続けていくのは、いろいろな面で負担になります。
2:転勤など仕事に影響する
会社によっては、就業規則に「職場の風紀・秩序を見出したときには懲戒処分を行う」と記載されています。
不倫は人の道に外れた関係であり、社内不倫などは会社にとっても無視できない問題です。
配置転換や異動・転勤などの処分を受けるだけでなく、一緒に働く周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。
肩身の狭い思いをしながら仕事をすることになれば、会社を辞めざるをえないなどの事態も招きます。
3:親や兄弟姉妹に迷惑をかける
慰謝料の額によっては、自力で完済するのが難しく親や兄弟姉妹に頼ることになるかもしれません。
「不倫による慰謝料の支払い」は、家族にとっても重く苦しい事実。
払い終えたとしても、家族との関係が悪くなる可能性もあり、その後までネガティブな影響を及ぼします。
不倫は、発覚したときは巻き込まれた人を悲しませる関係であることを、忘れてはいけません。