「元カノとは、共通の友人の紹介で出会いました。

彼女は僕のことを一目見るなり気に入ってくれて、たくさんのメールが連日届くようになりました。最初のうちはそんな彼女を可愛いと思っていたのですが、1日に数十件、連日メールが届くため次第に僕の気持ちが冷めていきました。

彼女は、僕から別れを告げると『あなたのために、メールをこんなに送って尽くしているのに、どうして!』と怒り出しました。

しかし、僕からすれば『尽くしている』というより『自己満足』でメールを送っているだけのように感じたのです。

彼女は自分が大好きな女性で、交際時は自撮り写真のみならず、両親や兄弟の写真まで送り付けてきました。彼女の写真だけならまだしも、大切な家族の写真を断りもなく第三者に送ってしまう彼女の人間性にも、次第に疑問を抱くようになりました。

メールの内容も家族自慢、友達の自慢ばかりで、自分の話は少なかったですね。

メールをマメにくれるのはいいのですが、なんでも送ればいいというわけではありません。相手への気遣いも含めた上で、節度を守ってメールを送って欲しいなと思いました」(36歳/アパレル勤務)

女性からすれば、自分や家族の写真を送るのは相手への好意の証だったのかもしれませんが、男性によっては敬遠されることもあります。

自分の情報をメールで送りたい時は、前置きとして「写真を送ってもいい?」と、せめて一言断りを入れておくのが無難です。

また、自撮り写真を送る女性に対して「自分大好き」と認識する男性も少なくないので、送る際は節度を守りましょう。