脂肪になりにくい食品はあるの?

1. ヨーグルト

多くのヨーグルトに含まれているプロバイオティクス細菌群は、消化機能の健康を維持する効果が期待できます。

2. 全粒の穀物

特に100%全粒粉がおすすめです。

インスリン反応が鈍くなるので、蓄えられた脂肪を消費しやすくなります。

3. アブラナ科の野菜

アスパラガス、ブロッコリー、芽キャベツ、パプリカ等の野菜には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、βカロチン、カルシウム、マグネシウム、葉酸、食物繊維等の重要な栄養素を豊富に含んでいます。

4. アボカド

コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含有しています。

不飽和脂肪酸は、脂肪を減らす効果が期待できます。

5. 酢

酢の酸味と強い香りのもととなる物質には、脂肪を減らす効果が期待できます。

6. きのこ類

きのこ類は栄養価が高く、水溶性と不溶性の両方の食物繊維を持っています。

中でも、キノコキトサンという不溶性食物繊維は、腸までしっかり届き、脂肪吸収の抑制、体脂肪燃焼の促進効果が期待できます。

主にえのきに多く含まれています。

脂肪を付きにくくする栄養素はなに?

ビタミンB1

糖質代謝を促進する酵素の補助として利用されています。種実類、穀物類等に含まれています。

ビタミンB2

脂質、糖質、タンパク質の代謝を補助します。サケ、アーモンド、のり、レバー等に含まれています。

ナイアシン

脂質だけでなく、糖質やタンパク質からエネルギーを生成することができます。まいたけ、かつお、まぐろ等に含まれています。

カプサイシン

摂取した脂肪の分解を保持する効果が期待できます。唐辛子等に含まれています。

食物繊維

水溶性食物繊維は、血糖値上昇、コレステロール吸収を抑えることができます。

不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動を刺激させ脂肪燃焼を促すことができます。

イモ類、藻類等に含まれています。

たった1kgの体重増加でも元に戻すのは大変ですよね。

お正月太りに怯えることなく、楽しく新年を過ごすためには、今回ご紹介した脂肪になりやすい食品、なりにくい食品を参考にして頂き、メリハリのある食生活を心掛けることが大切です。

また、家の中でじっとしているだけではなく、散歩等の適度な運動をすることで、さらなる脂肪燃焼効果が期待できますよ。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。