● その3:仕事を真面目にする相手は
異性としても評価が高い
「俺が彼女の告白をオッケーしたのは、前々から相手のことを異性として意識していたから。ルックスも性格も申し分ないし、むしろ友情関係ではちょっと物足りないと思っていたので(笑)ましてや彼女は、俺に振り向いてもらいたい一心で、ここ最近の仕事も頑張っていたみたいで、上司の評判も上々。仕事も恋も真面目に頑張るその姿勢にクラッと来ちゃいました」(29歳/IT)
こちらは恋愛対象としてアリという男性の意見です。彼の場合は、初めから彼女のことを異性として意識していたので、告白をされたところで「むしろウェルカム」といった、分かりやすい結果でした。
同調査でも「結局は男と女。どうなるかは分からない」(キャン子さん/26歳)とあるように、友達という手前ながら密かに男女を意識している方は多くいるとのこと。「男友達に彼女ができた時に、すごく焼きもちを焼いている自分がいた」(うずまきさん/32歳)といった声もあるので、友達関係の間柄とはいえ異性としてアピールをすれば、なおさら恋の成功率は高まると言えそうですね。
● その4:現状の関係に満足しているなら恋愛対象外
「そもそも男女の間に友情は成立するのか、という問題があると思うんですが……。私のなかでは一切の問題なし。本来、友達と恋人は関係がまったく別物なので、相手の性別がどうであろうと友達に変わりはありません。なので、普通に女友達と一緒に飲みに行くように、私は男友達とも飲みに行きます。その変わり、相手に異性を意識することもなければ、相手も同じような関係を望んでいる人としか付き合えませんが」(31歳/製造)
こちらは恋愛対象としてはナシという女性の意見ですね。なるほど、これは一理あるかもしれません。相手も自分と同じように友達と恋人との関係をはっきりと割り切れるのであれば、たしかに友達から恋愛関係には発展しない、ある意味大人な付き合い方をキープできるのかも。逆を返せば、それができない相手とは友達関係は続けられない、といったなかなかクールなご意見でした。
同調査にも「好きだけど愛じゃない、身内みたいな感情」(かよ姉さん/36歳)といった声もあるので、たとえ告白をされてもいまの関係に満足しているのであれば、恋愛対象としては見ないという考え方もあるようです。
悩んだときは、ふたりの関係を客観的に見つめてみては?
各エピソードを振り返ってみると、主に3つのパターンが考えられそうですね。
1つ目は、初めから恋愛対象として見ている場合は、告白をされたところで問題なく了承の場合。
2つ目は、告白されたことをきっかけに、相手を恋人候補として見る場合。
そして3つ目は、相手が男女であれ、親しい男友達や女友達としてしか見られない場合。
友達関係からの恋愛に悩んだときは、まずいまのふたりの関係がこれら3つのうち、どれに当てはまるのか。客観的に見つめてみると、おのずとその答えは出てくるのではないでしょうか。