「以前、同期の子が同じ部署の男性と親しくなりすぎて上司から『風紀を乱すな』と注意されていました。
まるで恋人のようにベタベタするし、仕事でミスをしても『だってぇ~』と甘えた声を出すのが私も気になっていましたが、周囲の反応ってやっぱりこうなりますよね。
私も仲の良い男性社員はいますが、タメ口でも馴れ馴れしい言葉遣いは避け、業務の話をするときは相手も真剣になってくれるよう、丁寧な言い方を心がけています。
真面目に仕事をしたい気持ちが伝わるのか男性も変にプライベートな話題など踏み込んでこないし、いい距離感だと思います。
あまり堅苦しいのも自分が疲れるので、給湯室など人の目が少ないところではくだけた口調で話すときもありますが、『いいギャップ』と言われたときは思わず笑ってしまいました。
そういう線引きのようなものって、相手にも届くのかなと思います。
会社は仕事をする場だし、仲良くなっても優先順位を間違えたくないですね」(32歳/営業)
会社の人と仲良くするのはいいことですが、度が過ぎればそれがネガティブな評価になります。
相手の心にダイレクトに響く言葉遣いは、あえて使い分けることで自分のスタンスを示すことができ、相手にとっても距離を考える機会。
線引きをする姿が拒絶にならないよう、接し方を工夫するのも前向きなコミュニケーションですね。
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