新商品「プリンセスショートケーキ」。写真ではわかりにくいかもしれませんが、かなり大きいです!(※写真は開発中のもの)

人気メーカーに直撃!

そして人気スクイーズメーカー「BLOOM」の広報の方にお話を伺うことができました!

ーー「BLOOM」はどのくらい前からスクイーズを作っているのですか?

「もともとはゲームセンターの景品を作っている会社で、その中でスクイーズが生まれたのが2002年頃なんです。その頃の商品は"オールドブルーム"と呼ばれていますね。最初のブームは02年くらい、その後のブームが2010年前後、そして現在ですね。ゲームセンターの景品だったので、中高生から小学生の間で流行っていました」

初期のスクイーズ(オールドブルーム)※12月15日発売のBLOOMのムック本より

ーーたしかにこういうバナナを携帯ストラップにつけていた子たち、いましたね。今のブームはどういう風にして生まれたんでしょうか?

「2000年代なかばにブルームのスクイーズが海外に流出したようで、そこから海外でも人気に火がつくようになったんです。今の日本でのスクイーズ人気って逆輸入という面もあるんですね。海外のYouTuberの方がとりあげるようになって、日本のYouTuberの方も紹介してくださるようになったんです」

ーーなるほど! ちなみに、ケーキやフルーツ、かわいいマスコットのスクイーズもありますけど、個人的にすごく意外なのでが「牛乳ひたしパン」というちょっと地味(?)なアイテムが大人気じゃないですか。「牛乳ひたしパン」誕生の理由も聞かせてください!

「じつはスクイーズって柔らかく作るのは大変なんですよ。他にはない魅力を引き出すためにこだわりにこだわって出来たんです。当社は手触りと香り、美しさ、鮮やかさに関しては”どこにも負けないぞ”というきもちでやっています。

その中で、究極の手触りのスクイーズを作ろうと研究した結果できたのが『牛乳ひたしパン』だったんです。もともと食パンを作りはじめたわけではなく、当社のスタッフの1人が、試作した素材の手触りを”ひたひたしていて、牛乳ひたしパンみたい!”と言って、それを聞いた社長がおもしろがって採用したことから生まれました。そこがスタートですね」

「牛乳ひたしパン」の手触りはしっとりしていて独特です。

ーーなるほど、最後に新商品の話もちょっとだけ聞かせてください!

「ちょっとまだ開発中の段階なんですが、『キャッシー・イン・ザ・ロール』というドーナツに入ったかわいいネコのスクイーズや、誰も見たことがないゴージャスな『プリンセスショートケーキ』などがあります。どちらも自信作なのでぜひチェックしてみてください」

新商品の「キャッシー・イン・ザ・ロール」は裏側もかわいい!

スクイーズの世界、なかなか深いものがありました。子供たちに大人気のスクイーズの秘密がちょっとだけわかったような気がします。年末年始にお子様たちと一緒にスクイーズで遊んでみてください!