ライダー俳優の人たちは、ガチで来やがった(笑)
――高岩さんは今回、劇中で椿隆之さん、井上正大さん、西銘駿さん、佐野岳さんという歴代の仮面ライダー俳優4人と激しいアクションをされましたが、いかがでしたか。
高岩 今回のアクション監督は、『ウルトラマンメビウス』(06~07)などでアクション俳優としても活躍されている和田三四郎さんという方で、今回初めてご一緒したんです。
その和田さんが構築されたのが、ナイフ・アクションだったり、武術っぽいもの、寝技や関節技が多いコンバット・アクションといった僕の中にはまったくないスタイルのものだったから、それが大変でもあり、楽しくもあり、新鮮でもあって。しかも、椿以外の3人は吹替なしで本人がアクションに挑んでくれたんです。
――ライダー俳優の人たちとの戦いは、けっこう感慨深いものがあったんじゃないですか。
高岩 そうですね。井上なんてガチで来ましたからね!
渡邉 確かに!
高岩 この野郎、ガチで来やがった! と思って(笑)。
渡邉 私も頭をつかまれるシーンでガーンってガチにやられて、普通に怖かったです。いい意味で容赦ないんだな~と思いましたね。
――高岩さんのアクションを間近で見ていかがでした?
渡邉 本当にめちゃくちゃカッコよくて、迫力もありました。
普段は冴えないマネージャーの役なんですけど、戦うってなったときのスイッチの入れ方が本当にスゴくて。
これまでとはまた違った高岩さんが見られると思うので、そこはぜひ注目していただきたいですね。
――『グッドモーニング、眠れる獅子』がシリーズ化や映画化になったらいいですね。
高岩 そうなったら嬉しいですね。
渡邉 そしたら、次は絶対にアクションをやりたいです! 九條の戦いを間近で見て自分も強くならなきゃ!って思いました。老後の九條を私が護るみたいな感じで(笑)。
高岩 僕が師匠になってね(笑)。
渡邉 それはいいですね~(笑)。