夫との仲がうまくいかないとき、「もう別れたほうがいいのかも」と離婚が頭をよぎることもあると思います。

ですが、離婚の意思は一度切り出すと夫に与える衝撃は大きく、考え直して「言うんじゃなかった」と後悔しても溝を埋めるのは本当に大変です。

夫と「別れたい」と思っても、実はやり直せるケースは多いもの。

離婚しない方がいいパターンについて、いくつかご紹介します。

離婚は最終手段。実は“まだ取り返しがつく”3つのケース

意見が合わず、喧嘩ばかりしている

食事のメニューであったり週末のお出かけであったり、何かしようとすると夫が自分と違う意見ばかり言ってくるので喧嘩が絶えない。

「価値観が合わないのかも」と悩むのも苦しいですが、離婚まで考えてしまうのは「自分の意思を尊重してもらえない」「私ばかり折れていて夫は合わせてくれない」のような不満に耐えられないときです。

離婚すれば夫と離れられてすっきりするかもしれませんが、後になって「もっと夫の気持ちを聞けば良かった」「本当はもっと歩み寄れたかも」と思う可能性もあります。

意見が合わずつらいときは、まず深呼吸して夫に「どうしてそう思うのか」を尋ねます。

気持ちを知ろうとする姿を見せてから、続けて「わかった。私はこういう考えがあってこの提案をしている」と自分の気持ちを伝えます。

意見が衝突するのは、ふたりの考え方や価値観や違うからです。

何がすれ違っているのかをはっきりさせると、夫も自分の気持ちが一方的であることに気がついたり、ほかにもっといいやり方があるのを思いついたり、歩み寄る余地が生まれます。

肝心なのは、感情をぶつけるのではなく「理解したい」と伝えること。

カッとなりそうなときほど、冷静さを取り戻せる強さが相手にも落ち着きを与えるといえます。

「すぐ喧嘩になる」から「冷静に話し合える」まで進めると、夫婦の信頼も深くなりますね。