「夫婦喧嘩」はできればしたくないもの。ですが、相手への不満がたまっていると、些細なことがきっかけで喧嘩に発展してしまうことも少なくありません。
また、冷戦状態におちいり、仲直りのきっかけが掴めなくなってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、夫婦喧嘩を減らすためのヒントをご紹介します。夫婦関係にヒビが入り、離婚に至ってしまう前に、夫・妻とのコミュニケーションについて見直してみましょう。
修復不可能な関係になる前に!「夫婦喧嘩」を減らすヒント
1 :相手に過度な期待をしない
子育て中の夫婦喧嘩の原因になりやすいものの一つが、家事や育児の役割分担ではないでしょうか。
「パパがやってくれていると思ったのに、スマホばかり見ていて何もしない」「自分だけが家事をやっている」というような日々の不満は、ある日突然爆発する…ということになりかねません。
筆者もこのような経験は多いのですが、相手に過度な期待をすればするほど、思い通りにならない現実に直面したときの怒りや不満は大きくなるもの。
そして、怒りにまかせてダメ出しをすると結局は相手の反感を買い、ますます状況は悪くなってしまうのです。
「こうしてほしい」という希望を具体的に伝えることは大切ですが、相手の行動に対して「ありがとう」や「助かった!」という一言をかけてみることも忘れずに。
それにより、相手のモチベーションも高まり、より積極的に動いてくれるようになるのではないでしょうか。
2 :感情をぶつける前に一呼吸置く
怒りをコントロールするための「アンガーマネジメント」のルールでは、怒りがわいた時に6秒間数えると、その怒りを鎮めることができるとされています。
これは、人間の怒りのピークが長くても6秒であることからきているものだそうです。
一時の感情のままに相手に怒りをぶつけると、取り返しのつかないことになり、後悔することも多いでしょう。そんな事態を避けるためにも一度冷静になり、「自分は何を伝えたいのか」「どうやったら相手に理解してもらえるか」などを考えることは重要です。
アンガーマネジメントは様々な書籍なども出ているので、勉強してテクニックを身につけておくのもよいかもしれません。