プリクエル世代必見! 胸熱ポイント
1.ユアンとヘイデンが揃ってカムバック!
1番は結局これなんです。
ユアン・マクレガーが、もう1度『スター・ウォーズ』の世界に戻って来るなんて。
オビ=ワン・ケノービの物語の続きを、彼自身がもう1度演じてくれるなんて…!
このニュースだけでもう泣くし、制作発表の時点でもう、祝杯挙げるレベルのビッグニュースでした。
まさかのヘイデン・クリステンセンまで…!
少し遅れて、ヘイデン・クリステンセンがアナキン・スカイウォーカー=ダース・ベイダーとして出演する事も発表され、耳を疑いました。いまでもちょっと信じられない。
ヘイデンは『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』及び『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』にて、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の、"最低"助演男優賞を受賞。
彼自身が『スター・ウォーズ』と少し距離を置いている印象だったので、そんなヘイデンがまさか、もう1度アナキンを演じるなんて!!
ユアン出演のニュースはギリギリ理性を保てましたが、ヘイデンはもう無理でした。驚きと歓喜で崩れ落ちました。
積み重なった色々な想いももちろんですが、なんたって、初恋の人ですしね…!
ファンイベントにも2人揃って登場
3年ぶりに開催された、ファン最大のイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」でも、ユアンとヘイデンの2人が揃って登壇。
もう、師弟役のこの2人が並んでる絵面だけで、大熱狂です。
イベントの様子を動画でいくつか見ましたが、ファンである観客はもちろん、2人にインタビューしている司会者が最高に熱狂していて、大変微笑ましかったです。
ファンにとって、オビ=ワン役とアナキン役として、ユアンとヘイデンが並んでるって、そのぐらい凄まじい事なんですよ…しかもこの2022年に。
まだ本当にちょっと信じられてないんですが、これ本当に現実ですかね?
プリクエル直撃世代は全員そうだと思うんですが、嬉しすぎて頭がクラクラします…!
2.これはもう、スター・ウォーズ エピソード3.5だ…!
本作の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』より10年後の世界。
第1話のド頭が、いきなりオーダー66のシーンだったり、かつてクローン大戦中にアナキンが率いていた501大隊の退役トルーパーが、混沌とした世界で物乞いとなって登場したりと、前作のカラーや設定を、きちんと引き継いでいます。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、見守り続けたルーク・スカイウォーカーと共に、オビ=ワンが銀河に飛び出すまで、あと9年。
その間、オビ=ワンはどうなっていた? 何をしていたの? という疑問の答え合わせを、とても丁寧にやってくれている感じ。
続三部作や、派生作、アニメ作品もたくさん制作されており、どれも面白いですが、個人的には久しぶりに、ジョージ・ルーカスのエッセンスを色濃く感じられる、本物の『スター・ウォーズ』を見せられた印象でした。
プリクエル世代もオリジナル世代も、必見ですよ。
3.アナキンに対する想いの描写がしんどくて泣ける
第3話まで鑑賞した印象ですが、本作って基本「オビ=ワンかわいそう。見ていて色々しんどい。」なんです。なんていうか、良い意味で。
アナキンの事を本当に愛していて、師弟関係でありながら友であり弟のように思っていて、なのに自分の手で殺してしまって。
ムスタファ―の戦いでの「弟だと思っていた! 愛していた! 」の台詞は、いまだに涙なしには聞けません。
ジェダイが見ることはないはずの悪夢を、10年間おそらく毎日見続け、後悔に苛まれながら、だんだんとジェダイの力もなくなり、抜け殻の世捨て人状態になってしまったオビ=ワン。
師であるクワイ=ガンに毎日呼びかけ、それも届くことはなく、絶望し孤独に"ただ生き延びているだけ"の毎日を送っているんです。
かつて弟子であるアナキンに、ジェダイの最も大事なものなんだから、ちゃんと肌身離さず持っとけ!と言い聞かせていた(そのわりにオビ=ワン自身もよく落っことすんですが)ライトセーバーも、地中深くに埋めてしまっています。
しかも、アナキンのセーバーと一緒に。
愛していたアナキンへの、10年分の強い思いを、こんな形で見せられるとは…。
本当にしんどいですが、ある事件がきっかけで、第1話のラストではついに、自身のライトセーバーを手に、もう1度銀河へと旅立ちます。
チラッと見える腰元のライトセーバーに、こちらの熱量も最高潮!
ついに動き出したオビ=ワンの背中が見せる、さぁ、こっから行くぞ!感が、プリクエル世代にはたまりません。
この旅立ちをきっかけに、様々な事件を経て、最後の最後で『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のベン・ケノービに繋がっていくと思ったら、これはもう"エピソード3.5だ!"と、言わざるを得ませんよね。