左から Tetsuさん(ドラム) kyoさん(ボーカル) SEELAさん(ベース) CIPHERさん(ギター)

――5月22日に発売された、D'ERLANGER(デランジェ)の通算6枚目のアルバム、『#Sixx』(ナンバーシックス)。シンプルなタイトルですが、こちらはすんなりと決まったのでしょうか?

kyo:すんなりと言えばすんなりです。アルバムの制作期間中にみんなで食事をしながら軽いミーティングをしてる時に、「タイトルが必要だよね」という話になり、Tetsuが「シンプルなタイトルが良いと思う」と言ったとこから始まって、CIPHERが、「6枚目だし『#Sixx』でどうか」と。

最初は『~~シックス』みたいに言葉にシックスを付けたりして、色々候補があったんですけど、そのものズバリでいいんじゃないかと。

「こうこうこういう理由で『#Sixx』になった」というよりは、その『#Sixx』という言葉が出てきた時の感触で、アルバムタイトルに決まったという感じですね。

――この表記になったのは?

CIPHER:モトリー・クルーを御存知ですか? ベーシストがNikki Sixxっていうんですよ。彼(SEELA)のアイドルなんですよ。だから、うれしいやろ? って(笑)。

SEELA:まあ、バッチリなんじゃないですか?

――ワーナー移籍第一弾、約3年半ぶりのアルバムになるわけですが。

kyo:そうですね。まあとくに3年開けよう、4年開けようといってやっていたわけではなくて。機が熟すのを待っていたというか。

――今回のアルバムはキーボードにSOPHIAの都啓一さんも参加されてますね。

CIPHER:元々は呑み友達です。あの行きつけの店が一緒で、家も近いんです。たまたま同じ日にお店にいて。で、「ああ! どうも」って、そっから仲良くなって。そうこうしてる間に最初はBUCK-TICKフェスかな? そのタイミングで、「一緒にやんない?」って相談持ちかけて。

――CIPHERさんの方から?

CIPHER:そうですね。