仕事がデキるビジネスパーソンには、共通点が多い!今回は、結果を出すビジネスパーソンの「二兎を追う者は三兎を得る」の精神をご紹介します。
 

仕事の質は、かけた時間では決まらない

ひとつひとつの仕事を時間をかけて、丁寧に、その仕事だけに集中しておこなう。よそ見はしない…。その結果つくり出されたもの、クオリティが高そうですよね。でも、時間をかけたからといって、出来上がりが素晴らしいとは必ずしも言えないのが実情ですよね。

逆に、いくつもの仕事を同時に行っていても、質の高いアウトプットを行う人もいます。例えば、人気作家は、何本もの連載を抱えていますが、だからといって、ひとつひとつの作品の質が低いということはないですよね。

ひとつの仕事に集中したからといって、アウトプットの質が高まるわけではないし、同時に様々な仕事をこなしているからといって、つくり出したものの質が落ちるとは必ずしも言えないわけですね。結果を残している経営者や会社の幹部の方々と話していると「二兎を追う者は三兎を得る」の精神があることがわかります。
 

二兎を追う者は三兎を得る

ひとつの仕事をしている時には、それだけに集中して、他に気を散らさない。間違っていないのですが、これを続けているとビジネスパーソンとして、結果を出すのに時間がかかってしまう。ひとつの仕事が終わってからその次に取りかかるのと、ひとつの仕事をこなしながら、片目で次の仕事を捉えているのとでは、後者の方が、先に仕事が片付く可能性が高いですよね。

仕事がデキるビジネスパーソンは、「次!その次!」と常に次を意識しています。結果として、限られた時間で結果を出すことを意識するので、自らを追い込み短時間でもクオリティの高いものを生み出すスキルが身に付くことになるようです。

「これが終わってから…」なんて悠長なことを言っていると、チャンスも逃すことになりかねません。いつでも「次」を意識していないと、次のチャンスが来た時にミスミス、逃す結果になってしまいます。勿体無いですよね。