GPS機能付き!最新「迷子対策グッズ」
上野さんも述べていた、GPS機能付きの迷子防止グッズを2つご紹介。それぞれママの声と共にご紹介します。
1.ビーサイズ「BoTトーク」
BoTトークは、AI見守りロボット。手のひらサイズのデバイスを子どもに持たせると、AIが位置情報から子どもの生活パターンを学習し、見守ってくれます。
さらに、子どもが持つBoTトーク端末と保護者のスマートフォン間で、音声メッセージの送受信を簡単操作で行うことができます。
多くのママは、小学校など一人で行動する年齢の子に対して持たせているようです。
ママの声1「うちの地域は集団登校ですが、帰りは特に班もなく、見守りの人もいません。長女が小学校一年生に上がるとき、とにかく下校が心配でした。
GPS機能のみの『GPS BoT』を偶然知って試してみたら、本当に便利で心強いアイテムと感じています。
今回、BoTトークのほうを試しに長女に持たせてみることにしました。すると即事件が発生。弟が下校中、転んで泣いているの発見した長女がBoTトークで私に連絡をくれたのです。GPS機能でどこにいるかもわかるので、すぐに迎えにいくことができました」
ママの声2「『ケータイを持たせるのはまだ早いかな、でも、連絡を取り合えると助かる』と思っていたときに、BoTトークを見つけました。
私の帰りが予定より遅くなったり、待ち合わせ場所に遅れそうなときなどにも、トークで状況を伝え合えるようになり、本当に助かっています」
お出かけ時には、小学生の子どもなどに単独行動をさせるときに、使えるかもしれませんね。
2.Oaxis Japan「my First Fone R1」
腕時計型のキッズ携帯「my First Fone R1」。GPS機能が搭載されているので、子どもの居場所を知ることができます。
また、4G LTE通信サービスを提供している音声/データ通信用SIMと、専用アプリを使うと、保護者が持つスマートフォンとリアルタイムでのビデオ・音声通話が可能になります。
やはり通学時などに多くのママが利用しているようですよ。
ママの声1「小学生の子が、学童から1人で帰ってきたり、習い事や塾に一人で行くようになったため、連絡手段がほしくて購入しました。自分の声をさっと録って送れる音声メッセージが、子どもには使いやすいようです。
ただ子ども側からは、定型文か音声メッセージしか送れないため、会社などで仕事中に届いた音声メッセージをこっそり確認するのは少々大変です」
ママの声2「万が一のときに、子どもから通信手段がなくなるのを防ぐために購入しました。アプリが無難で使い勝手がよく、見守るという最低限の親の安心と、子どもも手軽に親とつながれるという安心感が得られます。
幼稚園の子でも、気軽に電話やテレビ電話がかけられ、メッセージに関してもやり方を教えると、すぐできるようになります。
録音返信のやり方は、少しクセがあるので何度かできるようになるまでしっかり教えてあげる必要がありますが、これを教えておかないと、言いたいことがメッセージで送れません」
腕時計型というのは、置き忘れの心配がないことから、親としても安心感があるようですね。旅行やお出かけ時にも便利に使えそうです。
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お出かけ時や、通学帰宅途中の迷子対策に、ぜひ今回ご紹介した内容をヒントにして対策し、親子そろって安心感を持ってお出かけや生活をしたいですね。
【取材協力】
井上 千絵さん
株式会社ハッシン会議 代表取締役/PRコンサルタント
元テレビ局記者。ベンチャー・スタートアップ企業を中心に広報PR領域の伴走をするハッシン会議を設立。テレビ局のアウトドアメディア「ハピキャン」立ち上げや、WEBメディアMolecule(マレキュール)編集長など、WEBメディアの事業プロデュースも手がける。趣味はファミリーキャンプ、アウトドア全般。
上野 里江さん
保育士歴30年。子どもに関わる大人を元気に笑顔に!をモットーに保育士としての知識と経験にコーチングのスキルを活かしコミュニケーション講座や研修、相談を行っている。都内認可保育園園長も務めている。