「ストームライダー」クローズ!「これまでの個性」よりも「変化」へ
アメリカンウォーターフロントパークのデコレーション ©Disney / Pixar 撮影 / YOSHI
これまでの「落ち着いた大人のパーク」のイメージから、「キャラクターを活用した賑やかで明るいパーク」へと変化をし始めた東京ディズニーシー。
キャラクターという単体コンテンツの登場だけでなく、大きな魅力であった部分にも変化が生じた最大のきっかけとも言えるものがあります。
それはグランドオープンから存在したアトラクション、「ストームライダー」が2016年5月にクローズした事。
東京ディズニーシーのオリジナルアトラクションであり、周辺のエリアや細かな背景とのつながりも魅力的だった同アトラクションが惜しまれながらクローズとなりました。
(関連記事「【TDS】なぜファンたちが反発?「ストームライダー」がなくなってしまうと困る4つの理由」)
アトラクションの魅力だけでなく、作り込まれた背景や世界観から、ファンの多かったストームライダーのクローズ。
継続を願う署名活動が行われる程、多くの方に愛されていました。
そしてその跡地にはこれまでの世界観とは全く異なる雰囲気を持つ、「ニモ&フレンズ・シーライダー」 がオープン。
舞台は同じ未来の港、ポートディスカバリーではありますが、それまで細かく設定されていたエリアとのつながりや周辺との物語などは、実質的に新しいストーリーに上書きされる形となりました。
こうした形で、東京ディズニーシーはこれまでの「個性」よりも「変化」の道を選んだように思えます。
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