より多くの人が楽しめるエンターテイメント空間への転換
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美しい景観やエリアのストーリーなどを大切にしてきた東京ディズニーシー。
これまで述べた新しい「映画の世界観」の他にも、近年はその方向性に変化の兆しが見られます。
例えば過去には東京ディズニーランドだけでしか開催されていなかった、ハロウィーンやイースターを東京ディズニーシーでも開催する事。
当初は同じように「雰囲気に合わないのでは?」と言う懸念の声も聞かれました。
しかし、現在はむしろ定着し、上品な雰囲気を保ちつつ、人気の素晴らしいイベントになりました。
こうしたテクニックや配慮の仕方はさすがディズニーと思わせます。
しかし、そんな中今回行われた「ピクサー・プレイタイム」では、そうした部分はあまり感じず、雰囲気との違和感は完全に拭えない部分があるかもしれません。
これはこれまで東京ディズニーシーの細かな設定などを楽しんでいた特定の方だけでなく、「幅広い世代が楽しめるためへの変化を選択した」と言えるのではないでしょうか。
もちろん現在でも高いクオリティと深いこだわりや設定を大切にした東京ディズニーシーは、素晴らしいパークだと思います。
しかし、現実として、パークを訪れる多くのゲストはそうした細かなこだわりよりも「日常とは異なる明るく楽しいエンターテイメント空間」を求めて来園するゲストです。
そうした中で、深いこだわり「だけ」ではなく、「より多くの人が楽しめる総合エンターテイメント空間への転換」を目指しているのでしょう。
そうした観点から考えると、東京ディズニーランドではなく、東京ディズニーシーで開催する事が大きな転機であり、アピールである、と言えるのかもしれません。
永遠に進化する東京ディズニーリゾート
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もちろん進化や変化も大切ですが、これまでの様に変わってはいけない大切なものもあると思います。
それが2つのパークの「個性」でもあり、「同じようなパークが2つ」なのではなく、「個性あるパークが2つ」であるというのは、これから最も大事にしていきたい部分。
幅広い年代、性別、様々な世界のゲストが集まるこの場所。
決して、「楽しければ良い」だけが東京ディズニーリゾートの姿ではないと思います。
多くの方が楽しめるファミリーエンターテイメント空間を目指しつつも、深いこだわりや物語も深く持った、個性的な2つのパークであって欲しいものですね。
間もなく35周年を迎える東京ディズニーリゾートは、この冬新登場の「ピクサー・プレイタイム」で更なる成長を目指しているのかもしれません。
そうした観点でスペシャルイベントを楽しんでみると、また変わったものに見えるかもしれませんね。
これまでも、そしてこれからも変化と進化をしながら、私達に「夢と魔法」、そして、「冒険とイマジネーション」の世界を与えてほしいですね。
(本記事はライター独自の見解です)