【ミニストップ】「8種具材の冷し中華」498円(税別)

ローソンの次に、強いパンチを感じる味わい。8種の具材とのバランスも◎

ミニストップの「8種具材の冷やし中華」498円(税別)

最後は、ミニストップの「8種具材の冷し中華」をいただきます。

筆者の先入観では、イオン系列のミニストップはコストパフォーマンスに優れ、物量感のある商品が多い印象がありましたが、冷やし中華に限っては、ファミリーマート、ローソンよりも高い498円。

その分、美味しい味を提供してくれるはずだと、期待感が高まります。

お皿に盛ったところ

まずはスペックから見ていきましょう。

<1包装あたり>

エネルギー:479kacl

たんぱく質:21.6g

脂質:13.4g

炭水化物:67.9g

糖質:6.6g

麺をリフトアップしたところ

具材は、焼豚、ゆで卵、きゅうり、味付椎茸、錦糸卵、中華風味くらげ、ごまわかめ、紅しょうが。

商品名にもある通り、8種の具材で、今回試食したコンビニ4社の中で最も多いです。

また、ミニストップ以外のコンビニの冷やし中華の麺は、丸いストレート麺を採用しているのに対し、こちらはエッジの立った強いコシの麺。

主張感のある麺ですが、かと言って食べにくいわけではなく、これはこれで忘れられない味わいです。

タレは酸味、甘味のバランスが絶妙である一方、ローソンの次ぐ塩味を感じるパンチ溢れる味わいでした。

しかし、具材と合わせていただくことで、全体の味がまとまり、忘られない味に仕上げてくれている点も、さすがミニストップと唸るほどでした。

【まとめ】コンビニ各社の冷やし中華は、それぞれ微妙に個性が異なる!

穏やかにいただけるセブン、強い酸味のファミマ、ガツンとした味のローソン、個性派のミニストップ

一見同じように映るコンビニの冷やし中華ですが、各社とも強い個性を打ち出しており、食べる人、自社ユーザーのニーズに合わせて味が設計されているように思いました。

ザックリ言うと、比較的穏やかに、スッキリと味わいたい人はセブン-イレブン。

強い酸味で、スキッと味わいたい人はファミリーマート。

冷やし中華ではあるけれど、ガツンとした食べ応えを求める人はローソン、そこそこのパンチと個性的な味を楽しみたい人はミニストップ……このようにチョイスを分けてみると、良いように思いました。

 

ここまで読んでくださったあなたは、どの冷やし中華がお好みでしょうか。

是非あなたならではのチョイスで、冷やし中華を気軽に食べて、この暑い夏を乗り切ってくださいね!

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。