暑い日、無性に食べたくなるメニューの一つ、冷やし中華。
近くに町中華があれば、サクッと入って食べることもできますが、麺を茹でた後に水でシメる工程から、相応の時間と手間がかかり、総じて値段は高めでもあります。
もっと気軽に、サクッと冷やし中華を食べることができないものかと、お悩みの方にオススメしたいのが、コンビニの冷やし中華です。
具を麺に乗せて、最後にタレをかければすぐにいただくことができる上、価格もおおむね500円前後とお手頃です。
今回はそんなコンビニの冷やし中華を、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップで食べ比べし、レビューします。
あなた好みの一品は、どのコンビニの冷やし中華になるでしょうか。
【セブン-イレブン】「さっぱり醤油スープの冷し中華」520円(税別)
あえて千切りにしていない焼豚を、絶品麺といただく贅沢感!
まずはセブン-イレブンの「さっぱり醤油スープの冷し中華」から食べていきます。
今回食べ比べする4社の中では、最も高い520円(税別)という値付けですが、味には定評のあるセブン-イレブンです。
贅沢な味を楽しませてくれるはず! と期待が膨らみます。
まずはスペックから見ていきましょう。
<1包装あたり>
エネルギー:508kacl
たんぱく質:18.8g
脂質:9.8g
炭水化物:88.8g
糖質:83.6g
食物繊維:5.2g
食塩相当量:4.9g
具材はもやし、焼豚、きゅうり、錦糸玉子、かに風味かまぼこ、紅生姜、薄切り味付ザーサイ、乾わかめ、いりごまです。
これを麺の上に乗せ、タレをかけていただくわけですが、一見モサッとしている麺も、スープの油分が加わると、一気にほぐれてくれます。
柔らかくツルっとした口当たりと、噛むとしっかりとしたコシを感じる麺は、冷蔵保存されたとは思えないほどのクオリティ。
前述の具材類との相性も良く、特に、あえて千切りをしない焼豚といただけば、贅沢な印象さえ受けます。
他方、タレは酸味・甘さが際立ちつつも、全体的な塩味は控えめで、ガッツリ味わいたい人には、少々物足りなく感じるかもしれません。
しかし、このこともまた、具材・麺の良さを優先して味わっていただくように、配慮されているとも考えられ、いっさい不満はありませんでした。
なかなか美味しい冷やし中華です。