「同い年の彼女がいて、普段は仲がいいけれど一度衝突すると彼女は自分が悪いときでも意地を張って謝ることをせず、長引くのがストレスでした。
あるとき、ふたりで旅行に行こうとそれぞれが貯めていた資金を『ほしいバッグがあったから使った』と事後報告で済ませる彼女に怒りが湧き、喧嘩になりました。
『また貯めればいいじゃない』の一点張りで僕の落胆を無視する彼女に、一度は本気で別れることを考えましたね……。
会社で同僚に愚痴ったら女性がいる飲み屋に連れていってくれて、そこで知り合った人が浮気相手です。
何度か通ううちに仲良くなり、週末の夜にホテルに行きました。
彼女のことを話したら『そういう人ってこれからも変わらないよ』とあっさり言われ、ショックだけどそうだろうなと思う自分がいて。
彼女とは喧嘩して以来連絡を取り合っておらず、僕も仲直りが億劫になっていたのでこのままフェードアウトでもいいかななんて考えました。
彼女からLINEが来たのはそれから一週間後で、珍しく『傷つけてごめんね』とあってびっくり。
その頃は浮気相手の女性と毎日LINEや電話をして盛り上がっている最中で、まさに肝が冷えるというか、『このタイミングで彼女から謝罪があるなんて皮肉だな』とつくづく思いましたね。
浮気相手の女性に彼女から連絡があったことを話すと『仲直りしなよ』と言われ、何だか気持ちが冷めてしまい結局彼女のもとに戻った感じです。
彼女は女友達に自分が悪いことを指摘されて反省したようで、『また貯金するね』と言うけど以前ほど好きではなくなっている自分にも気がついています。
一度浮気すると、彼女への気持ちって完全には戻らないのだなと実感します」(35歳/看護師)
喧嘩の原因を作っておきながら謝らない彼女を見れば、ストレスの発散で浮気したくなる気持ちはわかります。
ですが、別の女性と深い関係を持てるほど愛情が薄れているのなら、潔く別れを選ぶほうが自分のためかもしれません。
浮気相手への気持ちも冷め、ふたたび彼女との関係に戻っても、まっすぐに愛せない自分では苦しいですよね。
中途半端な関わり方は結局は続かず、いずれ終わりになる可能性があることを、今のうちに自覚するのがマシといえます。