豊かな緑と、子どもが思い切り体を動かせる広場や遊具、そしてアートも堪能できる「府中の森公園」。
この夏に家族で思い出を作りにどこかへ遊びに行きたいな、と考えているのであれば、おすすめのスポットです。
今回は子どもと一緒に丸一日たっぷり遊ぶのにぴったりな、「府中の森公園」のモデルコースをご紹介します!
遊びのスタートは勾配が楽しい「大きな広場」から!
「府中の森公園」の広大な園内の中心を通る「花のプロムナード」、その西側にあるのが「大きな広場」です。
まだ日差しが穏やかな午前中は、ぜひこの広い芝生に覆われたスペースで遊びませんか?
小高い丘が特徴のこのスペースでは、子どもたちが坂道を駆け降りたり、丘の頂上からシャボン玉や紙飛行機を飛ばしたりしている姿が見受けられます。
丘には木が植えられていないので、子どもたちが走っても障害物にぶつかることがなく、転んでも芝生が柔らかく受け止めてくれます。
また、丘の中腹から下はなだらかな斜面になるので、バドミントンやボールで遊ぶのにもぴったりです。
ユニバーサルデザイン遊具のある「もり公園にじいろ広場」で遊ぼう!
「大きな広場」で遊んだ後は、すぐ隣にある「もり公園にじいろ広場」(遊具広場)へ行ってみませんか?
公園の中でもいちばんの人気スポットといっても過言でないこの広場。
ここには、「ユニバーサルデザイン遊具」という、障害のある子もそうでない子も一緒に遊ぶことができる遊具が揃っています。どんな子どもも受け入れてくれる、優しい遊び場ですよ。
例えば「おはなテーブル」という砂場。
普段よく見かける砂場は、地面に砂場のスペースが掘られていて、子どもたちが地べたや砂の上に座って遊びます。
こちらの「おはなテーブル」は、車椅子でも座ったまま一緒にお砂遊びができるんです。
人気の「アドベンチャーキャッスル」は、スロープの幅が広く設計されているので、子どもたちが余裕を持ってすれ違うことができます。
また傾斜も緩やかなので、車椅子に乗ったままスロープを上がることができます。
もうひとつ、子どもたちが列を成して遊びたがるのが「スーパーハイパーブランコ」。
通常のブランコは背もたれがないため、小さなお子さんや、障害のあるお子さんは乗れないこともあります。
こちらには、背もたれと腰の部分をサポートする器具がついていたり、寝そべったまま揺れを楽しむことができたりと、どんなお子さんでも楽しめるように工夫がされています。
特に寝そべった体勢のまま遊べるブランコはみんなに大人気! まるで空を飛んでいるような浮遊感覚を味わえます。
ほかにも、フワフワの山でジャンプができる「マシュマロ君」や、ぐるっと回転するスリルを味わえる「もりこうえんコースター」など、近所の公園ではなかなか遊べない遊具がたくさん揃っています!