冷やし中華を自宅で作るとき、袋入りの冷やし中華商品を使用することが多いのではないでしょうか。
生麺をゆでて具材を用意してのせ、添付のタレをかけていただくのが普通です。そんなとき、「添付のタレの量が足りない!」と感じた経験はありませんか?
実は、同じことを感じている人は一定数いるようです。そこで、メーカーに対処法や、タレをアレンジして楽しむ方法をうかがいました。
タレを工夫する、激ウマなアレンジレシピもご紹介します。
冷やし中華のタレが足りないときの対処法
冷やし中華商品の添付のタレが、ちょっと足りないと感じたとき、どんな対処法があるのでしょうか。
袋入りの「『もみ打ち』生冷し中華」を手がけるシマダヤに尋ねたところ、企画部商品企画課 木村日向子さんから回答をいただきました。
――「『もみ打ち』生冷し中華」のタレの量はどのように決めているのでしょうか。
木村日向子さん(以下、木村)「家庭でのせる具材量を想定して、最後まで麺と具材につゆが絡むよう適量を設定しております」
――市販の袋入り冷やし中華のタレの量が足りないという声がネット上でよく見られます。シマダヤさんにも問い合わせはありますか?
木村「当社の『「もみ打ち」生冷し中華』には昨年2件、同様のお問い合わせがありました。
お客様のご要望にお応えすべく、他社冷し中華と比べ、スープ量を10gほど多く設定しております(当社ではタレのことをスープと呼んでおります)」
――もしそれでもタレの量が足りないと思ったら、どうするのがおすすめでしょうか?
木村「当社の『「もみ打ち」生冷し中華』は純玄米黒酢、りんご酢、ぶどう酢を使用し、コクと香りに特長を出しております。
その特長が損なわれる可能性がありますので、追加のタレはおすすめしておりません。
また、お客様に最後までご満足いただけるようスープ量を多く設定しております。
もし食べ進めて足りないと感じましたら、ご家庭にあるお好みのドレッシングを加えて、『サラダ冷し中華』としていただくのはいかがでしょうか。
美味しくお召し上がりいただけると思います」
――この商品のタレを、より美味しくするアレンジ術を教えてください。
木村「『「もみ打ち」生冷し中華』の特長をより際立たせるアレンジとして、スープの原料に使われているごま油、生姜(すりおろし)、黒酢やリンゴ酢をちょい足しし、アレンジしていただくと、さらに特長が出て美味しくお召し上がりいただけます」
ドレッシングを使って冷やし中華をサラダに変身させる方法は、画期的! さらに、スープの原料をちょい足しし、アレンジするというのも良いですね。ぜひ他の商品でもタレが足りないと感じたら、試してみましょう。