値上げラッシュが続き、食費や水道光熱費、ガソリン代などの節約が必要になっていますよね。特に未就学児を育てる家庭では、子育てにかかる全般の費用や、教育費をどのようにとらえればいいか、悩ましいものです。
子どもの成長や教育にかかわることなので、できるだけ生産的な節約がしたいものですよね。
そこで今回は、今の時代、子育て費用はどのようにやりくりするのが良いのか、画期的な工夫方法を、ママたちの家計相談などにも応じているファイナンシャルプランナーの小沢美奈子さんにうかがいました。
家計が厳しい!子育て関連費用の見直しどころ
家計の節約方法については、よく耳にするようになりましたが、子育て関連の費用や教育費は、どの費目をどのように節約すればいいでしょうか。
家計全体を見直す
小沢美奈子さん(以下、小沢)「子育て費用を考える前に、家計全体の見直しを行う必要があります。基本的に、収入に見合った支出を考えることが大事です。
家計が厳しいということは、収入よりも支出が多いということ。対策としては、支出を減らすか、収入を増やすかの2通りの方法があります」
塾・習い事代を見直す
小沢「その上で、子育て費用についての見直しを考えたときに、おすすめなのが塾や習い事代です。塾や習い事は比較的、負担が大きくなりやすい上に無駄が出やすいので、見直しのメスが入りやすい費用です。
例えば、通信教育やオンライン塾にすると、比較的安く済むのでコストダウンができます。
その他、節約する方法としてYouTubeでさまざまな子ども向けコンテンツが見られるので、無料で勉強や習い事ができることもあります。オンラインを積極的に活用しましょう」
子育てグッズは中古・もらいものを活用する
小沢「ベビーカーやベビーベッドなどをはじめとした子育てグッズについても、節約のしどころです。中古をフリマアプリなどで買ったり、もらいものやレンタルを利用したりすると安く済みます。
特にベビーカーや子ども服は、使う時期が短いので、私は大いに中古やもらいものをうまく活用するのをおすすめしています」