お金をかけない遊び方を見つける

小沢「おもちゃ代を抑えたい場合、お金をかけない遊び方を見つけるのがおすすめです。例えば、トイレットペーパーや卵のパックなどの廃材を使った工作を行うなど。

そのほか、児童館や図書館などの公共の施設を利用することでお金をかけずに遊ぶこともできます」

教育費を増やす

小沢「増やすことも重要です。教育費を増やす方法には学資保険がありますが、最近は返戻率(支払保険料総額に対する受け取る保険金や祝い金、満期保険金総額の割合)が低い傾向にあり、あまり割に合わない商品が多いです。

一方で、学資保険は確実に元本を確保したい場合には向いているでしょう。

教育費は、大学入学がピークになるため、もし大学入学が10年以上先になる場合は、投資がおすすめです。具体的には、つみたてNISAやジュニアNISAを使って投資信託を買い付けていく方法です。

ジュニアNISAは2023年で新規の投資が終了しますので、始めるのなら早いほうがいいでしょう。

準備したい教育費の全額を投資で備える必要はありません。

例えば大学までに400万円用意する目標を立てた場合、半分の200万円を投資でまかない、もう半分を元本割れしない商品で貯める形でもかまいません。

会社勤めの人は、会社で給与から一定額を毎月天引きしてもらうことで、積立貯蓄ができる『財形貯蓄制度』を活用する方法もあります。元本割れの心配はありません」