先日公開した記事『乾燥するのに皮脂でベタベタ…「真冬の肌トラブルあるある」対策法!』にて、この時期、保湿がいかに大切かを、ヘアメイクアーティストのchihoさんにお答えいただきましたが「メイク直しに関しても、保湿は大前提」とchihoさんは言います。
「通年やっているやり方と同じようにメイク直しを行うと、思うように綺麗に直すことができないのですよ」とのこと。
そこで今回は、chihoさんに「真冬の正しいメイク直しのやり方」を教えていただきました。
余分な皮脂のおさえかた
いつも通りあぶらとり紙で皮脂をとり、パウダーでおさえているにも関わらず、すぐにメイクが崩れてしまう場合、それは記事『乾燥するのに皮脂でベタベタ…「真冬の肌トラブルあるある」対策法!』でもお話ししたように、乾燥しすぎているから皮脂が出ている状態です。
そこで、あぶらとり紙を使わず、ティッシュを1枚剥がして顔の上にのせ、Tゾーンなど特に皮脂が気になる所のみおさえて皮脂を取ります。
この時、目の下や口周りといった乾燥ゾーンは、ティッシュで皮脂をオフしないようにしましょう。
目の下に落ちたアイシャドウやマスカラ、小鼻やシワにたまっているファンデーションなど、細かい部分は、残りの剥がしたティッシュ1枚や綿棒を使って丁寧にオフしましょう。(chihoさん)
パウダー使いは絶対ではない
“メイク直し=パウダー使い”というのが自分の中で常識化していませんか?
乾燥した季節のメイク直しは、パウダーを極力使わず保湿に意識を向けることが大切です。
目の下や口周りが乾燥して崩れが気になる人は、保湿や美容液成分のある柔らかめのコンシーラーかクッションファンデーションを薄くつけて、保湿しながらリタッチしましょう。
そして、中指の腹で、コンシーラーなどを付けた部分を軽くたたきつつ馴染ませます。
アイラインやアイシャドウといった目周りのリタッチを終えて、最後にビューラーでまつ毛をあげるようにしましょう。なぜなら、まつ毛が下がったままの場合、下まぶたとマスカラのついたまつ毛が擦れやすくなり、目の下が黒くなりやすいからです。
さらにチークはこの時期、パウダーチークよりクリームチークを使うと乾燥しにくいのでおすすめです。
リップアイテムも、保湿成分が高いものを意識して使うと乾燥しにくい分、崩れにくくもなります。(chihoさん)