コンビニ各社の菓子コーナーには、プライベートブランドを冠し、パッケージデザインの統一性を持たせた「オリジナルの袋物菓子」がズラリと並んでいます。
商品によっては「どのコンビニでも同じメーカーがOEMで作っていた」なんていうこともある一方、そうであっても原材料を微妙に変えていたり、味も同じではなかったりと、なかなか興味深く感じることもあります。
さて、この「オリジナルの袋物菓子」として、コンビニ各社から「ピスタチオを使った菓子」がリリースされており、静かに手厚い支持があることが伝わってきます。
ただし、各社とも菓子の作り、造形はまるで違い、他社との差別化をはかっているようにも感じられます。
ここではそんな「ピスタチオを使った菓子」を、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで食べ比べながら、ご紹介します。
【セブン-イレブン】「7カフェ ピスタチオクッキー」178円(税別)
ほのかな塩味とピスタチオの香ばしさが、全体の味を複雑に演出
まずはセブン-イレブンの「7カフェ ピスタチオクッキー」からいただきます。スペックは以下になります。
<1包装あたり>
エネルギー:61kacl
たんぱく質:0.9g
脂質:3.8g
炭水化物:6.0g
糖質:5.8g
食物繊維:0.2g
食塩相当量:0.07g
手にとってみると、四角いクッキーの中にピスタチオがゴロゴロ入っていることがすぐわかり、見た目的にも楽しげです。
素材は小麦粉、ショートニング、砂糖、ピスタチオナッツ、ピスタチオナッツ粉末、食塩、液全卵、アーモンド粉末、バターですが、一口かじると、サクサクしたクッキーの食感にピスタチオの食感を感じつつ、食べ終わり後半で口の中でクッキーが優しく溶けて広がるような印象。
さらに、ほのかな塩味とピスタチオの香ばしさがアクセントとして、味を引き上げてくれます。
なかなか複雑でレベルの高いピスタチオクッキーだと思いましたが、製造会社は大手菓子メーカーのブルボン。
なるほど、納得の味です。