4: 自分のネガティブな事情に付き合わせる
「大変なの」と自分のネガティブな事情を打ち明けて「一緒に行ってほしい」「これをやってほしい」と親しい友人に助けを求めるのは、誰にでもあることですよね。
仲のいい人なら当然手を貸そうとしますが、気をつけたいのはこちらばかりが大きな労力を割き、友人はそれに乗っかるだけのようなとき。
自分のために人が動くことは当たり前ではなく、感謝するのはもちろんのこと、相手の負担を想像すれば申し訳なさでいっぱいになりますよね。
そんな姿がない、「ありがとう」とは言うけれどこちらの大変さをねぎらうような言葉がないときは、自分に尽くす姿が見たいだけかもしれません。
それが友情の証であり、事情に付き合わせることでより絆が強くなる、と思うのが自分たちのつながりにしがみつき足を引っ張りたい人の特徴です。
相手は自分に時間を使わせることでより親密さが増すと思っていますが、労力を奪われるだけのこちらは逆ですよね。
なぜかいつも頼み事をしてくる友人は、断る姿を見せると本心がわかります。「無理」と言われて責めてくるような人は、友情でつながっているとはいえません。
「足を引っ張りたい人」への対処法は?
1: 「対等にはなれない」と気がつく
足を引っ張ってくるような友人であっても、いつもそうではなく楽しく過ごせるときもある場合、気を許すし自分についてあれこれと話しますよね。
しかし、相手が何かとこちらの状態に口を出すことで、思ってもいない方向に話を持っていかれるとストレスを感じます。
この違和感の正体は「ありのままのこちらを受け入れようとしない」ことです。幸せだと思っていることまで否定されるので、窮屈さが生まれるのです。
友達関係は対等であり、自分と違う意見や気持ちであっても尊重するのが自然。
それがないのは相手が正しい距離をとれていないからであり、こちらでストレスのない接し方を考えていく必要があります。
足を引っ張りたい人とは「対等になれないのだ」と思い、接触を減らすことを考えましょう。